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「リポソーム」を核に、他にはない安全・高品質な製品を届けたい

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ベネビオ株式会社
代表取締役・加藤 智彦

 

長年、化粧品・健康食品企業への製品コンサルティングに従事。その経験・知識をもとに2017年にベネビオ株式会社を設立し、代表取締役に就任する。以来、世界中の展示会を渡り歩き、時には原料探索のためチベットやアンデスの奥地にまで足を運ぶことも。独自の技術・原料を追求した“誰にもまねできない製品”づくりに情熱を燃やす。

 

 

 

展示会での新たな出会いをつないでさらなる発展へ


 

2021年は、お客様との接点を増やしたいとの想いから、展示会や媒体への露出を精力的に増やし、多くのエステサロン様とのご縁をいただいた1年となりました。4月には初めてBWJ東京に出展し、さらには10月の大阪にも。延べ6,000人にサンプルの提供、製品説明などを行ない、個別セミナーへの参加、導入へとつなげることができました。弊社は「リポソーム」というプラットフォームによって、吸収しにくい成分を体内へと取り込みやすくすることができるという、健康食品を開発するにあたっての大きな“強み”を持っています。展示会では、弊社製品によって得られる高い実感力を存分にアピール。その結果、東京の展示会で導入を決断されたサロン様がリピーターとなり大阪の展示会にも来てくださるなど、美容業界での浸透・拡大に確かな手ごたえを感じることもできました。

 

とはいえコロナ禍の影響もあり、サロン様と直接会ってフォローするといった活動が思うようにできなかったことも事実。そのため毎週月曜日には、導入サロン様が自由に参加できるオンラインセミナーを開催して製品の成分や摂り方の質問に応じるなど、コミュニケーションの場を失わないように取り組んできました。ただ、弊社は小さな会社ということもあり、導入サロン様に向けたフォローや教育といったソフト面に関しては、弱い部分があります。そこは今後力を入れて取り組むべき課題だと考えています。まずは導入サロンに対しての教育体制を整え、サロンオーナーの知識レベルを上げることで、サロンに来るお客様に健康・美容に役立つ正しい情報を還元する、という流れを確立していきたいですね。

 

 

リポソームを日本に広めて、目指すは美と健康への貢献


リポソームタイプのサプリメントは今、非常に注目度が高まっています。特に弊社は、競合品もほとんどなかった5年以上も前から製品を市場に届けているという実績もあり「国産リポソーム」として認知度はかなり高いのではないでしょうか。また、『リポビット』の各サプリメントは「クリニックで行なわれているビタミンC点滴やグルタチオン点滴といった治療に代わるもの」というコンセプトで開発をしています。そのため今後、すでに欧米では広く知られている「リポソーム」やグルタチオンを体内に取り入れる「白玉点滴」、「ビタミンCリポソーム」といったキーワードが日本でも広まるようになれば、自然と弊社製品の認知度も高まっていくのではないかと期待しています。

 

2022年は、今のところ新製品発表の予定はなく、まずはビタミンCをはじめとした既存アイテム、そして2021年末に発表した『リポビットCBD』の認知・浸透に力を注いでいくつもりです。また現在、導入サロン様を通じて、リンゴ幹細胞エキスを配合した『リポビットMD』によるバストケア効果に関するモニター試験を実施するなどさまざまなデータの収集も行なっています。この結果をもとに今後、体の内面・外面からのアプローチに着目したプログラムを作り、提供する準備を進めていますので、ぜひご期待ください。

 

吸収しにくい成分を摂り入れやすくするというリポソームの技術は、成分との組み合わせ次第で無限に可能性が広がります。とはいえ、やはり大切なのは、安全に美や健康に貢献できるかどうか。そして売上や流行にばかりとらわれることなく、独自の成分や技術を求し、今後も弊社にしか作れない製品を皆様にお届けするつもりです。

 

 

 

経営者としての思考、お見せします!

弊社の研究ラボは千駄ヶ谷にあるため、オリンピックの開催地が東京に決まった直後から周辺はプチ再開発でにぎわうことに。結局無観客での開催となり、大勢の人が集まる華やかな雰囲気とは無縁でしたが、それでも海外の選手やスタッフを見かけることもあり、非日常を味わうことができました。テレビで観戦していても、スポーツクライミングやスケボーなどのストリートスポーツなど、新たな競技で若い力が活躍して話題となる感じが、今までのベテランがメインで活躍する雰囲気とは少し異なっていて、楽しかったです。