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【2016 年頭所感】日本エステティック協会

業界ニュース -

エステ協会

『エステティシャンの技術・地位向上のためにまい進』

あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。おかげさまで一般社団法人日本エステティック協会は本年創立44周年目を迎えました。あらためてこの一年を振り返ると、弊協会としても、業界としても大きな一歩を踏み出した年でありました。

昨年8月にブラジル・サンパウロで開催された技能五輪国際大会のビューティーセラピー(エステティック)部門において、弊協会から派遣した三谷麗奈選手が、見事銀メダルを獲得しました。日本のエステティック技術が、世界に通用することを実証しエステティシャンの社会的地位向上に貢献できたと感じています。東京オリンピック開催までに海外からの渡航者は1860万人を超える見込みであり、世界標準を超えるエステティック技術の実証は、海外からのお客様をお迎えする布石の一つになると思います。

また2015年には、厚生労働省から委託をうけた中央職業能力開発協会により、包括的職業能力評価制度整備委員会(エステティック業)が発足されました。
国が推進する職業能力評価制度の中心をなすものであり、公的な職業能力の評価基準です。エステティシャンという職種が、広く社会に健全な形で認知される取り組みの一つであり、この制度構築には大きな期待をよせています。業界として、有能な方が職業として選択するにはどのような制度が最適であるかを含め、取り組んで参ります。

一般社団法人日本エステティック協会
理事長 久米 健市