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インディバ®コンベンションに400名が参加

業界ニュース -

スペイン生まれの高周波温熱機器「インディバ®」の、日本の販売元である株式会社インディバ・ジャパン(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:山口薫)は、2015年11月15日(日)に、『第14回インディバ®・コンベンション』を都内で開催した。

『インディバ®・コンベンション』は「インディバ®」の新たな有用性・有効性や、より効果を上げる施術法などの発表の場として毎年秋に開催しており、今年は約400名が参加した。

インディバ会長

エステティック、メディカル分野からさまざまな発表が行われたが、今年のポイントである「インディバ®」による「脂肪細胞の増殖・蓄積の抑制効果」については、まず生体電磁学研究の第一人者、ラモン・イ・カハル医学研究所上級研究員、アレハンドロ・ウベダ先生が研究結果を発表。ヒト脂肪組織由来幹細胞において、「インディバ®」の0.448MHzの電流が初期、中期(培養後2日と9日の2群)の脂肪組織で脂肪細胞の分化・生成を阻害し、成熟した脂肪組織では脂肪の分解、除去を促進する可能性があり、「今回の結果は、美容医学分野で証明されていなかったインディバ®・セラピーの一部についての科学的な裏付け、説明となりうるもの」と述べた。

続いて、東海大学名誉教授 谷野隆三郎先生がメディカル分野からの見解として、細胞レベルにおける肥満の原因に触れながら、ウベダ先生の発表を分かりやすく解説。幼若な脂肪細胞では0.448MHz領域の高周波電流を用いた電気的刺激が、成熟脂肪細胞への分化と脂肪細胞内の脂肪滴形成を抑制し、「『インディバ®』の施術による電気的刺激の、腹部などの部分痩せ等の促進効果についての機序の一つを説明するもの」と解説。インディバ・ジャパン山口祐司会長は、「0.448MHz領域の高周波電流とアスコルビン酸誘導体(プロビタミンC)の導入により、成熟脂肪細胞内の脂肪滴が収縮(ゴースト化)するという実験結果と合わせて『インディバ®』の施術は、今までの手法を超えた、前駆脂肪細胞の分化から始まる脂肪細胞の増殖&蓄積解消法である」として、脂肪細胞のサイクルに合わせた「インディバ®」の具体的な施術方法を説明した。

「脂肪細胞の増殖・蓄積の抑制効果」は「インディバ®」独自のもので、「インディバ®」の他機器との差別化がこれまで以上に進むこととなる。このほか、施術事例ではユーザー間で生まれた三つの「インディバ®」勉強会からフェイシャル、更年期障害へのアプローチなどの発表があり、「明日から実践できるテクニック」として参加者から高い関心を集めた。
またインディバ・ジャパンがスポーツ・治療分野へ販売している「インディバ®・アクティブ」からは、姿勢と腰痛に対する事例が発表されたが、腰痛については京都大学大学院、長谷川聡助教から有名騎手、競輪選手への施術方法が披露され、現役アスリートへの施術ということもあり、参加者も熱心に話に耳を傾けていた。

インディバ会場

●お問い合わせ先
株式会社インディバ・ジャパン
TEL:03-5768-8871
FAX:03-5768-8872
E-mail:indiba@symphony.plala.or.jp
http://www.indiba.co.jp/