年間エステティックMVPを発表! ICAM BEAUTY FORUM 2018 レポ
一般社団法人ICAM日本支部(東京都新宿区、代表理事 中村修一)は、2018年11月21日(水)青学会館 IVY HALL(東京都渋谷区)にて、年に一度の最大イベント『ICAM BEAUTY FORUM 2018』が開催された。
昨年までは、「ICAM ビューティーコングレス」として、年間エステティックMVPおよびメイクアップフォトコンテストの表彰式と、各部門の活動報告・次年度変更点発表といった会員向けのイベントであったが、本年度から内容を一新。イベント名も『ICAM BEAUTY FORUM』とし、表彰式を行なうメインステージのほかに、3つのセミナースペースを設け、リンパマッサージ・アロマ・メイク・パーソナルカラーなどの美容系セミナーを同時開催。
エステティック部門受賞者は2名
オープニングでは、ICAM日本支部が、日本での活動が認められ2018年11月1日をもって、ICAM JAPANとしてランクアップしたことを正式発表。今後は、フランス本部とより密なリレーションを取り、日本の技術も世界に発信されるなど新たなスタートを切ることとなる。
オープニングに続いて今年度年間エステティックMVPを発表。MVPは、ICAMが行なった認定試験にも最も高得点を獲得した人物に贈られる賞で、ビューティシャンLV1部門を山下史華さん(加賀女子高等学校)、LV-2部門に北村沙名さん(専門学校金沢美専)。エステティシャン部門に覚張あゆみさん、アドバンストエステティシャン部門を浦田舞さんが受賞した。
第8回「メイクアップフォトコンペディション」表彰式では、入賞者10名および、上位3名・グランプリ1名を発表。見事グランプリに輝いたのは、ビューティーメイクアップ部門が大須賀彩夏さん、アーティスティックメイクアップ部門を西山凛河さんが受賞した。
こじつけず、テーマにあわせたスキルを学んで
審査を務めた大橋タカコ氏による総評では、「今回、“MIRACLE~奇跡~”“ETERNAL~永遠~”というテーマがあったが、自分が作りたいヘアメイクを作ってから、テーマにこじつけている?と思われる作品があった。プロとして仕事をする際にも「〇〇な感じで」というように、テーマは必ずついてくる。例えば電車の中で見かけた人に、この人はこんな人生を歩んできて…と想像で物語をつくり、「だったらこの人にはこんなテーマでヘアメイクをしよう」というように訓練すると、テーマに合わせたメイクアップのスキルが養われます」とアドバイスした。
表彰式と同時に行なわれたセミナーも、席を増設するほどの盛況ぶり。学生や、すでにプロとして活動する方などが多数参加し、セミナー内容は全て自分にもお客様にも実践できる内容とあって、メモを取りながらも楽しんで参加する姿が多くみられれた。
会の最後には、メイクアップフォトコンテスト入賞作品の中から、イベント来場者の投票により送られる「MIV賞」を発表。また、投票した参加者にも副賞が送られるなど、ICAM BEAUTY FORUM 2018は盛況のうちに幕を閉じた。