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一般社団法人ビューティコンソーシアム協会設立

業界ニュース -

2012年5月21日、美容業界のさらなる発展と美容従事者の社会的地位向上や労働環境の改善、就労条件の底上げ、ひいては美容業界全体のイメージアップによる美容従事希望者の増加などを掲げ、一般社団法人ビューティコンソーシアム協会(Beauty Consortium Association /会長兼代表理事:田中忍氏)が設立された。そこで、設立の背景・今後の活動などについてお話を伺った。

同協会設立の背景として、少子化・過酷な労働条件による美容従事者の減少を上げている。その業界の現状を踏まえ同協会は、業界のさらなる発展と美容従事者の社会的地位向上や労働環境の改善、就労条件の底上げやコンプライアンスの徹底により、業界全体の持つネガティブイメージの払拭を図り、美容業界全体のイメージアップによる美容従事希望者の増加を目指し業界市場規模の拡大を目的としている。具体的には、例えばまつ毛エクステの施術を行なうには美容師免許が必須。だが、アイリストとして技術レベルが判断できるような細かな資格制度というのは国家資格のようには明確になっていない。今後の活動の一つとして、一般企業が導入している資格手当が美容業界にも浸透していくよう働きかけて行きたいとのこと。そのための活動としては、様々な技術に合わせたカリキュラムを作成し専門学校などに提案することで資格がなかった技術には資格をつくり、現状ある資格制度もより明確にと資格制度を整備していく予定。また協会に登録しているサロンに関しては、資格手当を導入していただき卒業生の就職や正当な技術の評価に役立てたいとのこと。同協会の今後の活動に注目したい。

●お問合せ
一般社団法人ビューティコンソーシアム協会
06-4795-0101
http://www.b-c.or.jp/