日本が誇る酵素・腸活の食文化をアジアから世界へ発信
サロン開店にCM放送……。ブランド価値を高める一年
2023年はコロナ禍の収束とともに、直営サロンや飲食店の新規開店、止まっていた海外との取り引きの話が動き出すなど、弊社にとってはアフターコロナに向けた一歩を踏み出す一年となりました。
1月に羽田空港、10月に日本橋高島屋、11月に麻布台ヒルズで「インナービューティサロン エステプロ・ラボ」をオープン。飲食事業でも、4月には新宿にインナービューティメニューを気軽に楽しめる「プロラボカフェ」を、そして11月には「菌活」をテーマとした「キノコ&野菜しゃぶしゃぶコース」を提供する会員制レストラン「菌しゃり」を新たにオープン。インバウンドのお客様を含めて、多くの方にご利用いただいています。
また新たな取り組みとして、民放各局へテレビCMを出稿。10月からは朝の人気情報番組とスポンサー契約を結び、全国に弊社のCMが流れることとなりました。これらの活動は、すべてインナービューティブランド「エステプロ・ラボ」の認知度を高めるためであり、それにより、正規取り扱い店の皆様が今より弊社製品を販売しやすい環境をつくりたいという想いが根底にあります。
残念ながら、日本は世界でもトップクラスの農薬使用国であり、欧米に比べてまだまだオーガニックや腸活に対する知識もリテラシーも低いのが現状です。そういった面からも、我々が長年推奨し続けている食生活習慣改善の啓蒙活動を、さらに広めていく必要があると感じています。
日本の食文化をブランドと共に世界に発信
今、世界中で食生活習慣改善・腸活・脳活といった予防医療への意識が向上し、日本発のインナービューティブランドである「エステプロ・ラボ」製品への期待が高まっています。すでに今年はチェコ・プラハにあるラグジュアリーホテル「アンダーズ プラハ」への出店が決定していますが、今後も世界GDPランキング上位30カ国の主要都市に「エステプロ・ラボ」を普及させ、各国の人々の健康寿命の延伸に貢献していきたいと考えています。人生100年時代といわれる今、ヘルスケア産業に求められる役割はますます大きくなっています。世界に向けた活動により、インナービューティブランドとしての価値・認知度を高め、サロンの店販売上の向上、さらにはエステティック業界の拡大と健全な運営支援につなげていきたいですね。
そして国内においては、私自身も所属する(一社)全国ヘルスケアサービス産業協会の活動がいよいよ本格化することとなります。発足以来、行政との連携を目指してさまざまな準備を進めてきましたが、その一つの成果として2023年11月に野田聖子衆議院議員が会長を務める「健康美容産業推進議員連盟」が発足。今後はさらに連携を深めながら、セラピストの育成支援や就労環境の改善を進め、ヘルスケアサービス産業の健全な成長と発展に尽力するつもりです。
株式会社プロラボホールディングス
代表取締役兼CEO・佐々木 広行
1998年に総合マーケティング企業を設立。その後、2002年プロラボホールディングス(旧社名:エステプロ・ラボ)を設立、人類の健康寿命延伸の実現に向け、精力的に活動を続ける実業家。2022年には、ファスティングや腸活の理論を、医学的知見などを交えながら解説した著書『神は腸に宿る』を幻冬舎より出版し、大きな話題に。
COMPANY DATA:
2002年設立。エステサロン・美容室・フィットネスジム・スパ施設・美容クリニックに向け、内面美容に特化したインナービューティ製品を製造・販売。さらに近年は「麻布 黒しゃり」「Pro Labo CAFÉ」などの飲食事業や、完全プライベートサウナ「THE PROLABO SAUNA」の展開など、総合ウェルネス企業として、世界に向けてインナービューティの普及に努めている。