【第二部】私たち、こうしてコロナ禍を乗り越えました!
株式会社クールプロジェクト
「クールエステティック」
「早く施術を受けたい」という
お客様の熱い要望を支えに
現在、石川、富山、福井に、エステサロンを計7店舗展開している「クールエステティック」。今回のコロナ禍においては、各県の緊急事態宣言の下、4月下旬から5月上旬まで全店が休業となった。休業が決まってからは、北陸3県が首都圏とは異なる感染状況だったこともあってか、「営業を続けてほしい」「早く施術を受けたい」という声も多く届いたという。そのような声に、宣言明け後、通常営業をすることで応えられるよう、スタッフ全員が自己を奮い立たせ、環境整備や自己管理の徹底に務めた。
無事に再開を迎えると、すぐに予約はいっぱいに。もともと口コミによる集客が抜群のサロンでもあることから、コロナ禍においても「安心して施術が受けられるサロン」だと周知されていたのだろう。スタッフの努力とお客様からの厚い信頼もあり、現在は衛生管理とスタッフの自己管理を徹底している以外、平常に戻りつつあるという同サロン。「これからもいっそうお客様に安心と満足を感じていただけるよう、さらなる努力を重ねていきたい(エステ事業部 田邊さん)」と力強く語ってくれた。
株式会社クールプロジェクトでは、石川、富山、福井の北陸3県に、トータルビューティーサロン「クールエステティック」を5店舗、フェイシャル専門サロン「クールフェイシャルボーテ」を2店舗展開する。双方の店名に冠したcoeur(クール)はフランス語で「こころ」の意味。お客様を思いやる「こころ」を大切にした、顧客満足度重視の施術と接客が自慢。
施術器具、ベッド、椅子、トイレなどの消毒・除菌を徹底したほか、平時より施術室のベッドとベッドの間隔を確保。
カウンセリングルームでは対面時に一定距離を保つなど、ソーシャルディスタンスにも配慮した。
「クールエステティック」のココがすごい
1. 『LEDitch』によるホームケアを提案しお手入れ不足を解消
施術を受けられない期間のお手入れ不足が不安という方に、家庭用美容器『LEDitch(レディッチ)』を提案し、お客様満足度の向上を実現。
2. 各店舗近隣の美化活動を通じて地域に認められる存在に!
営業再開後には、弊社が長年取り組んでいる地域の美化活動も例年通り実施。
各店舗の活動を地元のテレビ局が取り上げるほどに。
3. スタッフ一人ひとりがお客様のパートナー的存在に!
外出や人との交流が減るコロナ禍では美容に対するモチベーションも下がりがち。だからこそ、お客様一人ひとりにマッチしたカウンセリング&レクチャーを実施することでお客様のお悩みにしっかりと対応している。
店長にインタビュー!
エステ事業部
田邊 裕子氏
2005年に入社後、翌年店長に就任。6年間店長として従事した後に、2012年エステ事業部副部長に就任。コンサル事業部で「茂藤塾」の担当も兼任している。
Q. 感染症予防対策として注意していることは何ですか?
A. 当然のことですが、徹底した衛生管理です。施術器具、ベッド、椅子、カウンター、トイレ、雑誌類まで徹底的に消毒・除菌を実施。また、スタッフにはマスクを装着させるほか、こまめな手指の消毒、うがいを行なうよう指導をしています。さらに、施術室およびカウンセリングルームの配置変更と、お客様の受け入れ数の調整によって店内でのお客様同士の接近を防ぎ、安心して施術を受けていただける環境を整えました。
Q. スタッフの体調・行動管理はどうされていますか?
A. スタッフは全員、非常に高いプロ意識の下で仕事に励んでいます。だからこそみずから進んで、私生活では外食や人混みを避ける、欠かさず検温するなど、自己管理を徹底してくれています。その結果として、感染リスクをかなり低減できていると自負しています。
Q. コロナ禍だからこそ注力していることはありますか?
A. 従来より私どもは、店名に冠した、フランス語でこころを意味する「クール」を具現化するため、スタッフの人間力を重視してきました。このコロナ禍では、それがさらに重要と考え、カウンセリングやトーク技術力の強化を図りました。これは営業だけでなくお客様の美容相談や不安解消にも役立っています。