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女性が輝ける場を提供し、スタッフが自慢できる サロンへと成長させたい

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株式会社ヴィーナスハーツ 「サロン ド ヴィーナス」
代表取締役 遠藤 友子 氏

 

 

向上心が引き出されたエステティックグランプリ

 

2017年、当サロンはエステティッグランプリのモデルサロンプレゼン部門において準グランプリを受賞することができました。お客様満足度を上げ、よりよいサロンをつくろうと、第1回目から参加してきましたが、プレゼン部門で舞台に立つことができたのは初めてのこと。スタッフ達から自発的に上がった「舞台に立ちたい」「私たちのサロンを知ってもらいたい」という声から始まり、自分たちで委員会を立ち上げ、顧客満足度を上げるために何をすべきかを考え、取り組みました。

この経験を通じて育まれた前向きな姿勢、向上心を忘れることなく、エステティシャンという仕事にこれからも真摯に向き合っていきたいと思っています。

 

 

「働きやすい環境」を整えキャリアスタッフの育成を

 

エステ業界もエステティシャンが仕事と子育ての両立ができる環境が求められています。当サロンでも、ここ数年店長クラスのスタッフが産休を取得、その間のサロン運営を支える次世代キャリアスタッフの育成が急務となっています。これまで、店長として業務を任せるためには、技術力はもちろん、お客様への接客対応、スタッフの育成といったさまざまな能力を求めてきました。しかし今後は、本人の意欲・やる気を認め個々の能力を引き出し伸ばしていくことで、キャリアスタッフの育成をして行きたいと思っています。

 

当サロンを訪れるお客様はさまざまなお悩みを抱えて来店されます。自ら料金や施術内容を調べて来られる方も多く、同機種による施術を提供するサロンと比較すると料金が高いと感じる方もいるかもしれません。しかし当サロンの“売り”は、DNAや骨格、筋肉量、ライフスタイルなど「太った原因」を追求し、一人ひとりの体質に合った施術を提案することで、確かな結果を提供すること。そのためにはサロンスタッフ一人ひとりが技術力はもちろん、カウンセリング力、分析力などを磨かなくてはなりません。これまでも、会議や勉強会をはじめ、リーダー研修や年次に合わせて行なわれる外部研修などさまざまな教育制度を設け、スタッフの育成にはかなり力をいれてきました。サロンとは「人ありき」ですから、スタッフの成長がお客様の満足につながると思うからです。幅広い視野を持ち、さまざまな場で活躍できる能力のある女性に育てていきたいと思っています。

 

また、2018年は「働く環境」の見直しを図り、スタッフが働きやすく存分に力を発揮できるサロンを作り上げていきたいと考えています。給与や報酬はもちろん、福利厚生やキャリアアップ支援に至るまですべての環境を整え、スタッフ全員が、自らが働くサロンを思わず自慢したくなる、そんな魅力あふれる場へと変えていけたらと思っています。

 

 

遠藤 友子
美容・健康事業を手掛ける株式会社ワムに入社し、エステティックサロン事業部の立ち上げに参画。2015年に同事業部を独立させ、株式会社ヴィーナスハーツを設立。代表 取締役に就任。首都圏を中心に「サロンドヴィーナス」、「H×H」等、16店舗を展開 。