<速報>エスグラ セミファイナル開催!本選出場3サロンを発表
一般社団法人エステティックグランプリ(東京都八王子市、理事長 三谷愛)は、2019年7月1日(月)、パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)にて『第9回エステティックグランプリ フェイシャル技術部門 セミファイナル』を開催した。
セミファイナルには、全国を7つのエリアに分けて行なわれた「エリアファイナル」を勝ち抜いた上位21サロンが出場。その中から選出された3サロンが、翌日のグランプリファイナルへの出場を果たす。
審査は、モデルからのヒアリングを含むカルテ作成などの書類審査と実技審査が行なわれた。事前にモデルの肌質や悩みに合わせたカウンセリングシートを作成。ステージに上がっての実技は、クレンジングを終了した状態からスタート。マッサージから開始し、整肌まで40分間のフェイシャル技術を披露した。
審査を待つ間には、今大会エステ感動物語 エステティシャン部門で最優秀作品賞を受賞した、メディカルサロンKIREI おのだサンパーク店(山口県山陽小野田市) 米島美穂さんの作品が、本人による読み語りで披露された。米島さんは、後ろ向きな発言が多かった弱視のお客様が、スキンケアを通して自信を持ち、オシャレやボランティア活動など積極的な性格に変化していった物語を披露。会場からは大きな拍手が贈られた。
グランプリ出場の3サロンを発表!
4名の審査員による厳正なる審査の結果、翌日のグランプリファイナルに駒を進めたのは、次の3サロン。
仲田詩織さん(サロン ド ヴィーナス 葛西店)
笹川麻世さん(Bmc)
吉津佐紀さん(ANDEAL 梅田店)
審査終了後の総評では「カルテの書き方を見ると皮膚科学をしっかり理解してカルテを作っているのか、モデルへのヒアリングが弱いのではないかと疑問が残る」という声も。たとえば「ホームケアでは、その方が続けられる製品と使い方なのか、的確に見極めることが大切」とアドバイスされた。そのためには、もっと深くヒアリングすることが必要となる。
また、技術においては「技術が似てきている印象。全体的な技術の向上により画一的に見えるのかもしれないが、サロンで磨いている技術に拘らずこういった場で新技術を身につけ、どんどん取り入れてほしい」と厳しいアドバイスがなされる一幕も。
グランプリファイナルは、7月2日(火)パシフィコ横浜にて国立大ホールにて開催。グランプリは、審査員の投票のほか来場者による投票も加味される。当日券もあるので、気になる人は会場に足を運んでみては。
<第9回大会エステティックグランプリ グランプリファイナル大会概要>
日時:2019年7月2日(火)12:00~17:00(開場10:30)
会場:パシフィコ横浜 国立大ホール
観戦料:当日券一般6,500円(税込)/学生(以下座席が必要な子ども)2,000円(税込)
取材・文 永山泰子(美容経済新聞社)