ビューティーコンレポ!OCEAN TOKYO 高木琢也代表の登壇内容を完全報告!
6月15日(土)、16日(日)の2日間、日本初上陸となるLA発の大型ビューティイベント「Beautycon Tokyo(ビューティーコン トーキョー)」が、東京・ベルサール渋谷ガーデンで開催されました。
最新のビューティートレンドに触れられる!ということで、編集部も行ってまいりました。生憎の大雨の中でしたが、会場につくとティーン~マダム世代まで美意識の高い女性たちが入場待ちしていました。それもそのはず、二日間で合計約4,600人が来場したというから、やっぱり “どこまでいっても渋谷は日本の東京” であると実感!
会場は美容マニアの女性でいっぱい!
Beautycon(ビューティーコン)は、アメリカ・ロサンゼルスで2014年にスタートした、世界最大級の美容フェスティバル。日本初の開催となる今回のテーマは PLANET!
宇宙をイメージさせるようなフォトスポットが用意され、来場者は互いに撮影しあったり、セルフィを撮ったり、なかにはライブ配信をしながら会場内をまわる姿も見受けられました。
その光景はシンデレラ城の前さながらで、思わず「ここは夢の国?」と呟いてしまいました。
とにかく可愛い映えスポットがいっぱいで、こういうところはBtoBの展示会でも大いに真似したいところですね!
#美容好きな人と繋がりたい がそのまま現実になった会場に興奮!
各ブース趣向を凝らしており、フォトブースで撮影・SNSへ投稿をするとサンプルがもらえるなどうれしい特典も。
SNSを中心に話題となった、ちふれのプチプラリップが全色並んでいたり、大人気のクラランス『コンフォートリップオイル』がタッチアップできたりと、コスメ好き・美容好きなら誰もがシェアしたくなるスポットが満載。
ハッシュタグ #美容好きな人と繋がりたい がそのまま現実に出てきた感じ。会場内にはC Channnelクリッパーがゲリラ的に登場し、ファンは大喜び。ブースにインフルエンサーに、長蛇の列が各所で見られ、移動も困難なほどでした!
大人気ヘアオイル『モロッカンオイル』ブースではプロがヘアセットしてくれました!
エステサロン店販ブランドも出展!新ブランドの発表も
株式会社ウェーブコーポレーションのブースでは、エステサロンでもおなじみの「Spatreatment」シリーズからユニセックスなスキンケアブランド『AIRARE / アール』が登場。
アパレルブランドを中心にPRなどを行なう吉岡彩氏がクリエイティブディレクターを務め、デザインはTHE NORTH FACE、kappa などのクリエイティブディレクターを務める、倉石一樹氏が担当。上品で清潔感あふれるデザインは、毎日のお手入れタイムに眼福をももたらしてくれます。
新たにタレントの紗栄子さんを起用したCMとともに会場で注目を集めていました!!
もちろん『スパトリートメント』シリーズも人気!
メインステージではプロフェッショナルが次々と登壇
また、今回のビューティーコンは、豪華な登壇者がさまざまなトークテーマで美容について語る「メインステージ」と、実践も交えながらビューティートレンドを発信する「Show&Tellステージ」があり、どちらも毎回立ち見が出るほどの人気。
丸山桂里奈さんとイガリシノブさんによるステージ「隠すのではなく、魅せる!コンプレックスとの楽しい付き合い方」では、イガリシノブさんの「かわいい♡愛らしい♡」というポジティブな言葉でみるみるうちに笑顔が増えていく丸山さんの姿が印象的でした。「かわいい」は全女子をさらにかわいくするパワーワードだと改めて感じました。(一日50回は積極的に発したい!)
りゅうちぇるさんは、自身で実践している美容のお話で盛り上がりました。メイク男子の第一人者だけあって、お肌のお手入れも行き届いていました!
OCEAN TOKYOの高木琢也氏も登場!
「主役はお客様。サロンはなんでも言える場にしたい」
また、来場者がメモを取りながら聴講する姿が印象的だったのは、初日である15日(土)に行なわれた、OCEAN TOKYO代表の高木 琢也氏のステージ。編集部としても興味深い内容がたくさん盛り込まれていたので、詳細をレポートします!
OCEAN TOKYO代表の高木 琢也氏。存在感は誰よりも抜群!誰もがステージから目と耳が離せない状態に!
「美容師として成功するために必要なこと」と題して展開されたトークでは、月間売上1200万を達成する日本一の美容師になるまでのヒストリーに迫っていました。
アシスタント時代から心がけているという「みんながやりたくないことをやる」という行動指針について、「休みがなくなっても面倒なことでも、まわりがネガティブになるくらいなら、みずからがその役を買って出る。それで何か得られるなら、むしろラッキー」と学生たちに訴えかける場面も。
OCEAN TOKYOはおもに男性客を対象としたヘアサロン。都内5店舗、大阪1店舗展開で、「かっこよくなりたい男子たち」が全国から集まり予約が殺到している超人気美容室。おしゃれに気を使った、もともとかっこいい男の子がさらに美しさを磨くためにいくような敷居の高いサロンなのかと思いきや、高木さんは「誰でもかっこよくなれるサロン」だといいます。
「自分自身が田舎出身だから、美容院で緊張しちゃう気持ちがわかる。だからこそなんでも言える場所にしたい。誰だって自分に似合う髪型があるし、かっこよくなれる」
そこまで言われると、されるがままに髪を切られてしまうのでは・・・と、少しの緊張感がよぎりましたが、そこは「お客様が第一優先」だそう。「主役はお客様。やりたい髪型を教えてもらえたら、それをかなえるにはこれだけの時間がかかる、ここはこうした方が似合う、としっかり説明します」と高木さん。
実際にサロンに来て自身と同じ髪型(トレードマークの赤髪)のリクエストをくれた中学2年生の男の子とのエピソードを交えながら、「美容師は毎日10分単位でカットしているかもしれないけれど、お客様にとっては1回1回が大イベント。絶対に切ってよかったと思ってもらいたい」と、日々のサロンワークではお客様を幸せにすることを一番に考えていることを伝えていました。
ヘアサロンもエステサロンもお客様に対する気持ちは同じ。接客力は美容師のほうが上、と見られている昨今、見た目を変更する一期一会の場だからこそ培った、とても参考になるお話が聞けました。
サロンはスタイルだけでなく、人生をデザインする場所
高木さんはサロンワークで髪の毛のお悩みを聞くのはもちろん、恋愛相談に乗ることも多いのだとか。ご自身も常に意識し、スタッフにも伝えているのが「サロンは髪型だけでなく、人生をデザインする場所」ということ。
これは、ヘア・ネイル・エステなど、美しくなりたい人が足を運ぶ場所には共通して言えることですよね。
「モテ方を教える」と表現されていましたが、そんなサロンがあったら絶対に行きたいです!大人気ヘアサロンの代表からは、日本一になったワケが感じられる言葉があふれ出していました。
途中、プライベートでも仲良しだというイガリシノブさんが飛び入り参加する場面も!
最後に来場者(講演前から並んでいる美容学生さんも多くいらっしゃいました!)に「美容は誰かを幸せにできる。迷っているならやる選択をしてほしい」とメッセージをおくり、ステージは終了となりました。
日本初の開催となった ビューティーコン Tokyo 。情報を待つのではなく、最新のトレンドに触れるためみずから足を運び、自分を使って発信する。そんな時代だからこそ、美容が好き!発信することが好き!自分が好き!このどれかに当てはまる人なら誰でも楽しめる場所になっていたと思います。
当日参加したエステティシャンの方は、サロンに足を運ぶお客様の意識はどんどん変わっている、その理由を肌で感じる、そんな場になったのではないでしょうか。
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取材・文・写真 鍬田優雅(エステティック通信編集部)