エスグラ選考会にインスタグラマーも参加!初の ボディ結果出し部門 に注目
一般社団法人エステティックグランプリ(東京都八王子、理事長 三谷愛)は、2019年5月22日(木)、東京ウィメンズプラザ(東京都渋谷区)にて、『第9回エステティックグランプリ「モデルサロン部門セミファイナル」および「ボディ結果出し部門ファイナル」』の選考会を開催した。
「モデルサロン部門セミファイナル」は、顧客満足サロンランキング上位の規定枠に入った20サロンのうち、10サロンがエントリー。「企業理念」「お客様に関わる取り組み」「スタッフに関わる取り組み」「経営・サロンの成長戦略」などをまとめたプロフィールシートと、動画もしくはスライドを使用したプレゼンをもとに、以下の3項目に関して、実行委員が5段階、業界団体・サポーター企業・メディア・スクール関係者などの特別審査員が10段階で評価。
<評価項目>
1.サロンの取り組みが、これからのエステティックに必要(or共有したい)と思う内容である。
2.サロンの取り組みが、具体的な数値として結果に表れている。
3.表現力・完成度(グランプリファイナルのステージでのプレゼンテーションに対する期待値)
審査は具体的な数字を出してわかりやすく変化
過去の大会では、エステティシャンの成長に関するプレゼンが多かったが、前回の第8回大会は、メンタル面の成長よりも経営や運営に関する内容に方向転換するサロンが多く見られた。今大会でも、売上伸び率や有給消化率など具体的な数字を入れ、他店でも取り入れやすい取り組みが多く紹介された。
次いで行なわれた「ボディ結果出し部門ファイナル」には、一般代表としてインスタグラマー10名が審査に加わり採点。最終選考まで駒を進めた3サロンが、お客様の体質や悩みに対しどのようなアプローチを行なったのかを「ライフスタイルアドバイス」、「エステティックメニュー」「ホームケア製品」のプランニングシートをもとに、担当エステティシャンが解説を行なった。経過写真・サイズ発表後にお客様本人が登場すると、会場からは「細~い!」いう驚きの声が上がった。
各サロン発表の最後には、お客様から担当エステティシャンへ感謝の手紙が送られた。「エステティシャンの方々の支えがなければここまで来られなかった」と、涙を堪えながら読み上げるお客様を優しく見つめるエステティシャンの姿は、強い信頼関係で結ばれていることを立証するものとなった。
見事グランプリに輝いたのは4組。ボディ結果出し部門は初
厳正なる審査の結果、以下のサロンが見事グランプリに輝いた。
<モデルサロン部門>
・VITAROSE銀座店
・シェアラ名古屋KANAYAMA店
・ANDEAL なかもず店
<ボディ結果出し部門>
・Asian Field(モデル:まりごんさん)
「ボディ結果出し部門」初代グランプリのまりごんさんは、エスグラ参加前から痩身を始めており、来店時80kgあった体重を16kg減量した時点でエントリー。そこからさらに17kg減量に成功し、トータル33kg減というスーパーダイエットに成功、目標であった高校時代の体重まで戻すことができたという。
担当エステティシャン多久和亜紀さんは、自身も病気の副作用で30kg体重が増え「エステティシャンを辞めよう」と思っていた時期もあったそう。しかし、「太っている人の悩みやコンプレックスが一番にわかるはず、痩せさせられる手があるのに勿体ない」というお客様の言葉で立ち直った経験があるそう。「エステティシャンを続けてよかった」と涙を堪えながら喜びを語る姿が印象的だった。
「第9回エステティックグランプリ」は、技術部門セミファイナルが2019年7月1日(月)、グランドファイナルが7月2日(火)にパシフィコ横浜にて開催される。
<開催概要>
【フェイシャル技術部門 セミファイナル】
日時:2019年7月1日(月)13:00~17:00(開場12:00)
会場:パシフィコ横浜(会議センター3階)
【グランプリファイナル】
日時:2019年7月2日(火)12:00~17:00(開場10:30)
会場:パシフィコ横浜(国立大ホール)
取材・文 永山泰子(美容経済新聞)