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ヘアメイクショーからサロンの効果発表まで!スパ・ウエルネス学術会議レポート

特定非営利活動法人 日本スパ・ウエルネス協会(東京都中央区、理事長下村朱美)は、2019年5月16日(木)メルパルク東京イベントホール(東京都港区)にて、第16回スパ・ウエルネス学術会議を開催した。

 

 

開会のあいさつの中で下村理事長は、「2021年を目途に、美容の専門職大学を創立しようと思っています。日本のエステティックは、教育・サービスレベルともに非常に高い。しかし、海外でサロンをオープンする際、以前は10年以上のキャリアがあればビザが下りておりましたが、4年ほど前から、学士にしかビザが下りないようになってしまいました。それであればと、学士を取れる大学の創立を考えました。正直、大変な挑戦ですが、「女は度胸!」の精神で実現しようと思っています。学校は、卒業して終わりではない。エステティシャンの仕事は、たくさんの人をきれいにできる世界で一番素晴らしい職業だと思います。このエステティシャンの仕事を憧れの職業にし、今後も世界中に美しい女性・男性を増やしていけるように務めたいと思います」と決意を伝えた。

 

 

次いで行なわれたIPSN栄誉賞授与式では、株式会社ガモウ 代表取締役執行役員会長 蒲生 茂氏、一般社団法人日本全身美容協会 理事長 松本正毅氏、木下ユミ メークアップ&ネイル アトリエ 名誉校長 木下ユミ氏の3名が栄誉賞を受賞。IPSN(国際職業人標準機構)会長Dr. LEUNG Hip-hung氏より記念の盾が授与された。

 

 
 
 

資格試験合格者表彰式や技術コンペディションファイナリストも登場


 

 

午前の部の最後には、2018年度資格試験合格者表彰式を開催。同協会最高位の賞となるインターナショナルセラピスト合格者をはじめ、管理美容脱毛士、認定講師の試験合格者に記念品が授与された。

 

 

また、前日5月15日(水)に行なわれた技術コンペディションの結果を発表。各賞ファイナリストが登壇し、壇上で受賞者の名前が発表されると、会場からは大きな歓声が上がった。

 

 

 

午後の部は特別公演やメイクアップショーでスタート


午後の部は、医療法人みなとみらい理事長 田中俊一医学博士による特別講演「美しさと睡眠」からスタート。田中医師は、睡眠と糖尿病の関係を研究しており、よい睡眠習慣が肥満予防にもつながるとして、睡眠の質を高めるテクニックをレクチャーした。

 

 

次いで、海外でもプロ御用達として知られるメイクアップブランド『MAKE UP FOR EVER(メイクアップフォーエバー)』専属のメイクアップアーティストAKIKO氏と、ヘアサロン「Euphoria」によるメイクアップショー「LIFE IS A STAGE by MAKE UP FOR EVER」が行なわれ、流行のホログラムを使用したヘアメイク3スタイルが披露された。

 

 

 

最後は、フェイシャル・痩身・脱毛など、それぞれの部門で年間を通じて優秀な結果を出した協会認定サロンによる「効果発表会」。

 

 

成果を表す写真とサイズがスクリーンに映し出されると驚きの声があちこちであがり、大きな拍手が送られた。

 

 


取材・文 永山泰子(美容経済新聞社)

 
 

関連サイト 特定非営利活動法人 日本スパ・ウエルネス協会
https://www.spa-wellness-japan.or.jp/