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ヒト幹細胞の“真の実力”を伝えていきたい

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「フェイシャルからボディへ

 ヒト幹細胞の“真の実力”を

 伝えていきたい

 

 

 

株式会社グラツィア

代表取締役CEO 南代 鮎美氏

 

【Profile】 Ayumi Nandai

1998年に株式会社グラツィアを設立、エステ・ヨガ・スクールなどの総合美容サロンを経営。ロングヒットを誇るヒト幹細胞培養液コスメ『ディレイア』などの開発にも関わる。また、2008年には日本ヨガインストラクター協会(JYIA)を設立、ヨガの普及とインストラクターの育成にも力を注いでいる。

 

 

 

ヒト幹細胞の実力を広めエステ業界への興味を喚起


 

2019年は、ヒト幹細胞培養液コスメ『ディレイア』から、ご要望の多かったアイクリーム『ステムリペア ザ アイクリーム』と、生プロテオグリカンを配合したナイトマスク『ステム ラグジュアリー ザ ナイトマスク』の2製品を発表。おかげさまで大変ご好評をいただき、シリーズ全体の売り上げを押し上げる人気アイテムへと成長を遂げています。同時に、世界中から日本にはない新しい原料を仕入れ、確かなエビデンスのもと、化粧品開発・販売を手掛ける弊社の姿勢が評価され、急激にOEMの依頼が増えた一年でもありました。それも、これまで弊社が培ってきた製品企画力、開発から販売方法までの一貫したサポート体制、そして何よりも『ディレイア』シリーズのブランド力・信頼性が高く評価されたものであると、とてもうれしく思っています。

 

2020年4月のBWJ東京では新たにスカルプ用トリートメントと、ヒト幹細胞を増強させる効果が期待できるサプリメントの発表、そして10月のBWJ大阪では、『ディレイア』でのお手入れ効果をさらに引き上げる、家庭用美容機器の発表・販売も予定しています。今後もフェイシャルだけでなく、ボディやスカルプまでケアできるアイテムを充実させるほか、2018年に発表した一般ユーザー向けライン『ディレイアTO』の拡充にも力を注いでいく予定です。それらを用いて、美容・エステ業界では一目置かれる存在となった「ヒト幹細胞培養液」の実力・素晴らしさを一般ユーザーにも広めていきたい。そして美容・エステ業界への興味・信頼度アップへとつなげていきたいと思っています。

 

近年、ヒト幹細胞培養液コスメの開発・販売を手掛けるメーカーが急激に増え、その実力も広く認識されるようになってきました。そのため、今後はその品質や濃度、エビデンス、コンセプトの違いによって製品が選ばれる時代になるでしょう。これからもつねに新しいものを取り入れ、他社にはないものを追求していく姿勢を貫き、業界をリードする革新的なアイテムをお届けしていきます。

 

 

ブランド拡大を支える人材育成&理念研修


 

こうした取り組みを拡大させていくため、弊社では近年人材育成にも力を注いでいます。特に2018年から導入した月一度の「経営理念研修会」は、企業理念をはじめとし、会社が今後何をめざしどのように進んでいくのかというビジョンを明確にし、共有する場となっています。それにより、社員一人ひとり、特に管理職の意識・姿勢が変わったことを実感しています。以前は「なんとなく役回りで」という感覚でリーダーや役職に就く社員が多かったのですが、今では自分から「やりたい!」と意欲的に手を挙げ、目標を持つ人が増えました。

 

研修の内容は毎月変わりますが、最後は必ず私自身がその時の思いや、今後のビジョンを語るようにしています。その時の“ネタ”探しとして役立つのが、日課の朝読書です。経営やビジネスを学ぶうえで参考になるのは成功者からの声を聴くことと、本を読むことだと思っています。そこで、社員にも多くの本に触れ、学んでほしいと、月1冊、購入した本の代金を会社が負担する制度も導入しました。また、朝礼では経営理念を読み上げる時間を取っています。その中から心に響いた一説を抜粋し、思いやエピソードを本日の一言として発表することで、経営理念に対する理解を深めています。

 

また、来年度からは新卒採用にも本格的に取り組み、2020年4月には15名もの新卒スタッフを新たな仲間として迎え入れます。すでに段階的な事前研修プログラムもスタートし、皮膚に関する基礎知識や『ディレイア』についてもしっかりと学んでいただいています。今はどの業界も人材不足。今後も、弊社の理念や製品づくりへの思いをしっりと吸収した人材の育成に力を注ぎ、全社一丸となってよりよい製品の開発・提案に努めていきます。

 

 

株式会社グラツィア
美容メーカーとして自社で原材料設定・独自複合成分や国際特許技術を採用。エビデンスに基づいた先端コスメを企画・開発し、全国のエステサロンや美容院への低価格で良質な提案を実現。同時にサロンオーナー向けコンサルティング事業も展開、グループコンセプトであるトータルビューティプロジェクトにも力を注いでいる。