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化粧品の最先端をずっと走っていきたい

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「『よいもの』を追求し続け

 化粧品の最先端を

 ずっと走っていきたい

 

 

 

株式会社ハイサイド

代表取締役会長兼CEO 高瀬 武英氏

 

【Profile】 Takehide Takase

早稲田大学・大学院卒業。ハーバードMBA OPMコース取得。メリルリンチ証券、投資銀行部を経て、8年間大手投資銀行M&A案件に多数関わる。UBS証券M&Aチームディレクターを経て、2003年当社を設立。

 

 

 

転換期となった一年、今年はさらなる飛躍の年へ


 

昨年7月、社名を「株式会社ハイサイド」に変更しました。設立から15年以上経ち、時代も大きく変わっているので、会社としてネクストステップを踏み出したという意味を込めました。同時に、私は代表取締役会長兼CEOとなったことで、会社をまとめる業務は社長に任せ、私自身は逆に原点回帰でお客様のところへ足を運ぶ機会を増やしました。

 

実は、中国・香港の事業を本格化するために、拠点を香港に移そうとビザを取ったのですが、長引くデモの影響で一旦見送りとした経緯があります。昨年はほかにも予想外の案件が続き、今までのやり方を大きく変える時期だと思い会社の体制を一新。社長や役員の交代などで、昨年は弊社のターニングポイントになりました。また、私は個人的に投資をしているので、相場観として、今年から世界同時不景気に入るように感じています。その前に土台をもう一度固め直して、今年は一気に事業を発展させようと思っています。

 

製品開発においては、クリニック品質を基本とした、「それぞれに最先端であり、最高品質であること」を心がけています。不動のロングセラーである『ウォブスタイル TGFエッセンス』は発売から約13年経ちますが、2、3年ごとにリニューアルし、つねに進化を続けるべく強化しています。現在は厳選した5つのGF(グロースファクター)を配合しており、『ウォブスタイル』の主力製品として、国内だけでなく海外でも高い人気を得ています。特にインドネシアの子会社では売り上げの8割を占めるスター製品までになりました。さらに『ウォブスタイル』からは、およそ200分という長時間の耐水機能を持たせたUV美容乳液『スーパーWP UVカットミルク50+』を新たに発売しております。

 

また、『リバイブローズ』にはクリームマスクとシートマスクを追加しました。クリームマスクとシートマスクはお客様からご要望の多かった製品で、満を持しての発売となり、皆様にお披露目できたときはうれしかったですね。この2つのマスクには、こだわりの乳酸菌も配合いたししました。乳酸菌は、おなかの動きを整えるはたらきで有名ですが、近年は皮膚への有用性でも注目されています。また2品のうち、特にクリームマスク(業務用仕上げマスク)は、保湿するとともに透明感も出るとサロンの皆様から多くの反響をいただいております。

 

『リバイブローズ』は心身のストレスや更年期による不調を、アロマと呼吸法を利用してやわらげていき
ます。”女性ホルモンの波に注目”というコンセプトのもとで約1年前に誕生したまだ新しいブランドなのですが、かなりハイペースでお客様が増えている感触があります。より多くのサロン様に知っていただくために、昨年のBWJ大阪ではブースを拡大したこともあり、『リバイブローズ』をきっかけに、今までリーチできなかったお客様にも届けられるようになったことで、かなり裾野が広がったと思っています。今後はアイテムを厳選し、売れ筋をどんどんリニューアルすることで、さらによい製品をお客様にお届けしていくつもりです。

 

 

海外に向けたグローバルな取り組みにも注力


 

海外事業は、東南アジアを中心に展開しています。美容クリニックやサロンでのニーズが高いGFをメインとし、主なターゲットはドクターです。今度は新しくベトナムの開拓に取り組みますが、海外での競合はより医薬品に近い化粧品となります。ですから、今後発売していく新製品についても、より肌が変わる実感を得られるクオリティに仕上げていきたいと考えております。

 

近い将来、美容・医療の発展、AIの台頭により“不老不死”が夢ではなくなる時代が来ると思っています。いつまでも若々しく美しくいるために、お客様の声に耳を傾け、よい製品をどんどん提供し続けていきたいです。

 

 

株式会社ハイサイド
会社設立時から一般用化粧品『アンプルール』の開発ラボとして培ってきた経験と実績を生かし、2007年に美容クリニック開発・監修のエステ専売化粧品『ウォブスタイル』を販売開始。2018年には女性ホルモンの波に着目したブランド『リバイブローズ』が登場。エステならではの新しい価値を提供し続けている。