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国内外、そして未来へつなぐ魅力ある人材を育てたい

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「クール式エステの“哲学”で

 国内外、そして未来へつなぐ

 魅力ある人材を育てたい」

 

 

※ 2020年7月10日まで動画公開

 

株式会社クールプロジェクト

代表取締役CEO 茂藤 雅彦氏

 

【Profile】 Masahiko Moto

1966年石川県生まれ。地元の大学(薬学部)を経て、医療機器販売会社、外資系大手保険会社で勤務後、
株式会社クールプロジェクトを設立。石川、富山、福井に「クールエステティック」サロンを展開。2019年にはダイヤモンド社からエステ業界初の著書『全ての女性を美しく笑顔にいざなうエステの魔法をアジアに』を刊行。

 

 

 

革新的LED脱毛機を発表、話題沸騰の充実した一年に


 

おかげさまで2019年は弊社にとって大きな挑戦が続く充実した一年となりました。その中でも特筆すべきトピックスは、5月のBWJ東京でのLED脱毛機『レディスト』の発表でしょうか。構想・開発一年半、優秀なエンジニア集団の知識と技術を結集した革新脱毛機として話題となり、今では多くのサロン様からのお問い合わせをいただき、順調に売り上げも推移しております。

 

弊社が経営するサロンでも、約40台の脱毛機が稼働していますが、そのランプの交換には1台200万円近い経費がかかり、維持費が大きな負担となっていました。しかし、この『レディスト』は、光源にLEDライトを使用したことで、1日8時間の利用でも約13年間ランプ交換が不要です。また、ジェルなしで施術が可能なので、大幅な維持経費の削減も期待できます。さらに超軽量のハンドピースと広い照射面で、スピーディな施術が可能になり、ヘッドを直接肌に当てず、付属のローラーを皮膚の上に滑らせるだけなので照射ムラもなく時短施術をもたらしました。お客様、施術者ともに、メリットの大きいマシンです。また機器の購入のほかに初期費用はなく、月15万円、2年目からは月10万円でショット数無制限のレンタルプランも用意し、こちらも大変ご好評いただいております。

 

10 月には同じLED照射機能を持つホームケア用美容機器『レディッチ』も発表し、多くの予約をいただ
くなど、美容業界内でのLED脱毛への関心の高さを実感しています。

 

約20年前にIPL脱毛が登場し、脱毛・除毛メニューを提供するエステサロンが急増するなど、爆発的な人気を集めました。しかしその技術はほとんど進化の余地がなく、特に男性の中には「IPL脱毛に挑戦したものの、痛くて断念した」という人も少なくありませんでした。今回発表したLED脱毛技術は、施術時の痛みが少なく操作も簡単、そして安全性も非常に高く、これまでの“常識”を一新し、まさに脱毛の新時代を築く技術だと考えています。今後もさらに研究に取り組み、より高性能で確かな結果をお届けできるマシンを提供し、脱毛施術への「危ないのでは?」という先入観や、恐怖感を払拭していきたいですね。

 

 

クール式エステは世界へ! 魅力ある人材を育てたい


 

近年力を入れているアジア各国への教育・研修活動においても昨年は新たにベトナムとのご縁をいただき、8月に約10年の実績がある現地のエステ専門学校にて、顧客満足のセミナーを開催する機会をいただきました。現在この学校と提携し、現地への講師派遣やクール式エステを学びたいという学生の受け入れを行なうほか、今後は卒業生が開業する際に弊社の化粧品や美容機器の導入を検討いただくなど、輸出の拡大へとつなげていきたいと思っています。1月にはベトナムのパートナーが新法人も立ち上げ、今年は中国に加えて、ベトナムにもクール流エステティックが進出することになります。このご縁を機に、経済発展が期待されるベトナムから東南アジアへと市場開拓を進めていきたいと思っています。

 

2020年は、こうした海外への取り組みのほかにも、LED技術を搭載した新たな美容機器の開発、そして近年ニーズが高まっているセルフエステ店の展開など、新たな挑戦が続きます。こうした活動の根本にあるのは、創業当時から変わることのない「人間的に優れた魅力あるエステティシャンを育てたい」という想いです。エステティシャンは技術を身につけるだけでなく、人間力を磨くことが大切だからこそ、クール式エステでは新人研修を徹底し、一人ひとりの人間としての成長を促してきました。こうした姿勢・想いは、昨年から共に働く私の二人の息子に対しても同じことです。これまで築いてきたクール式エステの“哲学”を日本から世界、そして未来へとつなげ、確かな「価値」とするためにも、その想い・ノウハウをしっかりと伝えていくつもりです。

 

 

株式会社クールプロジェクト
2002年設立。社名の「COEUR」は仏語で心の意。「会社の規模ではなく、お客様の満足度で日本一をめざす」という想いのもと、エステサロン経営、美容器・化粧品のPB事業、コンサルティング事業、海外事業など8事業部をグローバルに展開。国内をはじめ中国を中心にアジアに向けて独自製品、エステノウハウを発信する。