先端技術の粋を集め、女性たちの「美」へ貢献
「アカデミックの現場から
先端技術の粋を集め
女性たちの『美』へ貢献」
DDS株式会社
代表取締役 佐藤 美次氏
【Profile】 Yoshitugi Sato
長く健康食品の製造販売を手がけたのちに、「食べられる化粧品」を作るべく新たな研究開発を開始。2005年にフリーズドライ化粧品の製造をスタートし、2009年DDS株式会社を設立する。京都大学や東京大学、城西大学などの研究機関と提携し、新鋭のテクノロジーを応用した化粧品の開発で注目を集める。
先端技術を製品に応用し、ソリューションブランドを確立
弊社は30年間にわたる健康食品分野での実績をもとに、「防腐剤完全無添加」を実現する凍結真空乾燥法（フリーズドライ製法）や、医療レベルの技術にこだわり、京都大学再生医療研究所の田端教授が発明・特許化したテクノロジーを化粧品に応用したドラッグ・デリバリー・システム（ＤＤＳ）など、革新的なテクノロジーの数々をスキンケアに応用してきました。２００５年には日本でもまだ珍しかったフリーズドライコスメをリリースし、幹細胞培養液コスメにもいち早く着手。質の高い成分を用いたオリジナル処方と多彩なテクスチャー、小ロット・短納期に対応する小回りの効く体制で、ＯＥＭ／ＯＤＭの形でも多くのお客様に戦略的ブランドソリューションをご提供しています。
２０１９年末には、弊社の総力を挙げたオリジナルブランド『ｉｎｉｚｉａ（イニジア）』を立ち上げました。スキンケア業界のイノベーターをめざしてきた弊社ならではの技術の粋を尽くして生み出した、ポストエイジングケアの新ブランドです。イタリア語で「はじまり」を意味する『イニジア』のブランドコンセプトは、「アート オブ エイジング」。肌にすっとなじむ高密度クリスタル構造をベースに、選りすぐりの成分を絶妙なバランスで配合。従来の「守る」ことを主目的とするスキンケアコスメを超えて、肌内部からの変革をめざします。地球環境の変化に起因する外的ストレスや、ハードな生活が引き起こす内的ストレスによって、過敏となった現代女性の素肌を癒し、素肌力を取り戻すことを強力にサポートするのです。
東京銀座を新拠点に、スキンケアの新時代を切り開く
昨年12月に『イニジア』シリーズ第一弾として発売した『アンチエイジング リペアトリートメント アイ
クリーム』には、年齢とともにしわやくまなどが気になってくる目尻・涙袋に着目した、アルジレリン、シンエイク、ビタミンＡ誘導体といった、さまざまな美容成分を高配合。今後もクレンジング、洗顔からベーシックケア、スペシャルケアまでフルラインナップを続々と発売予定です。また、結果重視の施術に効果的な業務用商材とともに、ホームケア製品もサロン経由での販売を中心に展開を拡大していく予定です。それとは別に、大丸心斎橋店にある直営店での販売も行なっていきます。さらに、同ブランドの発売とともに、ＤＤＳ株式会社のヘッドオフィスを銀座において、『ｉｎｉｚｉａ ＧＩＮＺＡＴＯＫＹＯ』として、新しいエイジングケアの時代を切り開くブランドイメージを、より強固に発信していきます。
２０２０年の弊社は、新ブランド『イニジア』の展開拡大とともに、工場などの設備面の充実も着実に進めていく予定です。お使いいただければ必ずそのよさをご実感いただける製品であると自負していますので、まずは国内サロン経由で、そしてゆくゆくは中国や東南アジアといった海外へも認知を広げていければと考えています。
「食品の安全性にはこだわるのに、納得できる化粧品が見つからないのはなぜ？」という問いからはじまった弊社のヒストリー。自社処方・自社工場による生産にもこだわり、先端科学を応用することでこれまでになかったコスメを次々と生み出してきた弊社の集大成として、ようやく一つの最高峰にたどり着けたと感じており、大変うれしく思っています。とはいえ、ここはまだゴールではありません。各大学の研究開発現場では、可能性を秘めた技術が多数生み出されています。アカデミックの現場で生まれた最先端の技術を、製品という形に落とし込んでマーケットに、さらにはユーザーの皆様にまでお届けすることが弊社の使命。今後も日本ならではの技術力と繊細なアイデアで、女性たちの肌を一番に考えた化粧品づくりを続け、世界中の女性たちの「美」に貢献していければと考えています。
