より安全で質の高いサービスを提供するために正しい知識を
公益財団法人 日本エステティック研究財団 理事長 関東 裕美 氏
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年はHIFU機器 や脱毛施術による健康被害に関する注意喚起が公表されました。当財団は、エステティックに関する調査研究を行なうとともに業務の適正化を図ることにより、公衆衛生の向上および消費者の利益保護を目的としています。
現在国の補助金をいただいて皮膚科・微生物学医師、検査技師、香粧品学術研究者などの協力をいただきながら調査研究をしています。その成果をもとにした資料作りや研修等を通して技術者の技能向上や安全意識の再確認を推進していくことで消費者被害の防止を図り、より安全なサービスを提供できるよう活動しています。
消費者にサロンの定期利用を促す条件として満足度の向上と、衛生的な環境整備が最低限必要です。当財団では、健康被害防止の知識を「あってはならない健康被害」、「衛生基準 修得のためのeラーニング」の活用などを通じてスキルアップを支援してまいります。さらに、皆様が持つ疑問に適切な回答を 提案できるような取り組みをHPで行なっていきます。