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「肌をジャックして、なりたい自分に変身してほしい」JACSKINを立ち上げたはるな愛さん特別インタビュー

VIPインタビュー 特集 -

 

「本当によい化粧品だから、大切に、ていねいに広めたい。

人一倍“女性の美容”に可能性を感じているからこそ、世の女性たちが生き生きと輝けるきっかけを私が作りたいのです」

 

そう自身の美容への想いを語ってくれたのは、タレント・歌手・俳優さらには実業家として、知らない人はいないほど長きにわたりお茶の間の人気者として活躍し続けているはるな愛さん。美容系のCMの出演や、飲食店などを経営していることはよく知られているが、実ははるなさん、エステサロン向けの化粧品のプロデュースをされていることをご存知だろうか。日本最大級の美の祭典「Beautyworld JAPAN」でもブースに人垣ができたブランド『JACSKIN(ジャックスキン)』である。韓国の老舗化粧品メーカー「タレントコスメ」と共同で開発したというこのブランドは、一時期大ブームを巻き起こしたエスカルゴ粘液を主成分としたスキンケアラインと肌色を選ばないベースメイクアイテムを発表している。

 

なぜ、エステサロンにも向けた本格化粧品の開発に取り組んだのか?どのような想いでブランドを立ち上げたのか?生まれ持った性別という壁を乗り越えて、女性としての美を追求してきたはるなさん自身の言葉で、美への想い、ブランドへの期待を語っていただいた。

 

インタビュアーは、ビジュアル系バンドのベーシストからエステティシャンへ転身し、今や予約のとれない人気サロンを経営する「ヒィロ」こと田村貴博さん。化粧品やサプリメントの開発を手がける田村さんに、同じ開発者としての目線と興味をぶつけてもらった。

 

左から はるな愛さん、田村貴博(ヒィロ)さん

 

田村さん お会いできて光栄です!そして『ジャックスキン』、噂にはお聞きしておりました。僕はミーハーなので、ビューティーワールドでブースにいらっしゃるときも遠くから見ていたんですよ(笑)

 

はるなさん ありがとうございます(笑)そうなんです、遠巻きに見ている人が多いんですよねぇ。私としてはもっと近くで製品の魅力を知ってもらいたいのですが……。『ジャックスキン』は私が一番のファンの化粧品でもありますので、この素晴らしさを多くの方にお伝えしたい!と常々思っているんです。

 

田村さん 思い切ってブースに行くべきでした!僕もすごく気になってはいたんです。そもそもこのブランドは、はるなさんが開発からがっつり関わられているんですよね。そのきっかけからお話をおうかがいしてもよろしいでしょうか。

 

はるなさん はい、『ジャックスキン』はコンセプトの立ち上げから製品の開発、販売方法まで私がプロデュースしたブランドです。きっかけは、もう10年前になるでしょうか、韓国の『タレントコスメ』のCMを担当したときに出会いました。私は、CMなどをお受けするときは必ずその製品を試すようにしているのですが、このカタツムリ粘液を配合した化粧品は、使用しはじめてすぐ、4日間くらいで「イイ!」と思ったんです。職業柄、いろいろなところから化粧品をいただきますし、自分ももちろん興味があるのでたくさん試してきました。一つ10万円するような高級クリームを使っていたこともありますが、このカタツムリ成分の化粧品の効果は段違い。スキンケアをした後、翌朝起きても乾燥がなく、少しもつっぱらなかったことに感動しました。

 

 

田村さん まさしく“惚れ込んでしまった”という感じなんですね。いろいろ試されているはるなさんが言うならばよっぽどなんだろうと興味がわきます。

 

はるなさん そうなんです。最初に出会ってからその後もいろいろなコスメを使ったのですが、「やっぱりこれがよかった!」と戻ってきてしまうんですよね。仲良しの女優さんにもおすすめすると、持ち帰ってすぐに「このブランドどこの?教えて!」と食い付きがすごかったんです。ご年配の方ほどその力を感じるようで、周りの方の反応をみてもこのコスメは特別なんだ!と確信しました。

 

田村さん 一時期カタツムリ粘液って流行りましたよね。時が経ってもやはり変わらない実力を感じますか?

 

はるなさん そうですね、一番古い記憶は、20数年前の美容外科の片隅に、高級なカタツムリ系のクリームが置いてあったことでしょうか。もっと言ってしまえば、カタツムリの出すネトネトの成分は、古代から活用されてきたものでもあります。アマゾンのジャングルに住む人々は、傷口にカタツムリを乗せて手当てしているらしいですよ。そのくらい過酷な環境の中でも皮膚をきれいにしてきたって、ものすごい成分じゃないですか?私は仕事で海外含め、いろいろな環境の場所に行くので、いつもと違う場所でデリケートになっている肌にも『ジャックスキン』は必須です。わざわざこのシリーズ一式持って行くんですよ(笑)自分がどこにでも持って行きたいから、今持ち運び用のミニサイズも作りたいと思っているところです。

 

 

田村さん それくらいご自身がお気に入りだからこそ、日本でも広めたい!という気持ちが強かったのですね。僕も化粧品を作るときは、これを使う人のためを思って、どんなアイテムがあるとうれしいだろう?と考えました。はるなさんは絶対に入れたいアイテムってありましたか?

 

はるなさん 基本のエッセンスやクリームはもちろんですが、パックは絶対入れたいと思っていましたね。目や口元の粘膜の側は乾燥しやすいですから、その部分をカバーして保湿するパックは特に重要視しています。あとは、ポイントケアのマイクロパッチ。カーブした形状のシートには痛くない程度の針が埋め込まれていて、これをほうれい線や目もとのカーブに沿って貼るんです。“痛気持ちいい”くらいまでしっかり奥へと差し込んで、30分置くだけで、次の日の顔が全然違います。このアイテムは私も特にお気に入りで、ちょっと肌に元気がなかったり、大事な撮影がある前は必ず使っています。

 

 

 

田村さん 目もと用シートは最近よく見られますが、1つの形状で目もとにも口元にも使えるってありがたいですね!はるなさんのお話を聞いてきて、俄然試してみたくなりました。やはり開発には相当期間をかけられたのですか?

 

はるなさん もともとの化粧品があるといっても、日本人に合うように開発するのは大変でしたね。カタツムリ粘液のネットリとした重厚感と、使った後のさっぱり感を両立させるために、成分のバランスは専門家の方とかなり時間をかけてこだわりました。たくさん勉強もしましたね。日本の化粧品の規定はかなり厳格なものなので、そこをクリアしながらいかに理想を追求していくか?という部分に本当に苦労しました。

 

田村さん よいと分かっている成分をたくさん入れればよいわけではないのが、化粧品開発の難しいところですよね。でもはるなさんはそれを乗り越えながら理想の化粧品を作り上げられたのですね。

 

はるなさん そうですね。やはりそれだけよいものを作りたい想いがあったからです。『ジャックスキン』という名前は、その名の通り、肌をジャックして、日々よいものを取り入れ、自分の理想の肌へと近づいていってほしいという気持ちを込めてつけました。女性って、肌の状態一つがいろいろなことを左右していると思うんです。肌荒れしていて自分に自信がなければ、誰かに会うことをやめてしまうかもしれない、外に出たいと思えなくなるかもしれない。そういう、「今日はやめとこうかな」が少しでもなくなればいいなと思っています。肌が変わるだけで、メイクが変わる。メイクが変わると、それに合わせて洋服も変わる。洋服が変わると、歩く道まで変わるかもしれない。私はもともと男性だったからこそ、女性が生き生きと、好きな格好で、自分を表現できるといいなと願っています。そのために、肌が変わる事って大きなモチベーションになると確信しているんですよね。

 

 

 

田村さん すごく素敵な考え方ですね!僕のサロンに来る方々の中でも、エステを受けることにどこか勇気が出ない、自分を美しくしていくことに積極的になれない人もいます。そういう人たちが、「自分は変わっていいんだ!」と思ってくれるために、どう接したらよいのかすごく考えます。ジェンダーレスになってきたり、世の中がもっと自由にフラットになってきたりしている今だからこそ、周りの目を気にすることなく好きなこと、好きな格好をできるようにしていきたいですよね。

 

はるなさん そう、いくら「もうおばさんだから~」と言っている人でも、化粧品の話になるとキラキラ目を輝かせて、よりよいものや情報が欲しいと貪欲になりますよね。昨年は日本の各地で豪雨や台風の被害があり、私は月一でそういった被災地に化粧品やヘアブラシなどを持っていくボランティアをしているのですが、皆さん本当にうれしそうな顔をして、喜んでいただけるんですよ。そういう現場を見ているからこそ、美容の力って偉大だなと感じるんです。そこに興味がなくなってしまうと、人間って大事なものをどんどん失っていくような気がします。私は、女の子になりたいと思ってからはゼロからのスタートで、でも今はこんなに自分というものを強く持って、美容に対して一生懸命になれている。世の女性たちが今から変わることができないはずがないですよね。いくつになっても、女性である限り、あきらめないでいてほしい、そんな願いをこめて、まずは肌を変えることからお手伝いできればと思っています。

 

 

 

美容のことは何でも興味あり!「エステサロンを作れたらいいですねー」なんてことも明るく語ってくれたはるな愛さん。その美への原動力は、多くの人に自分らしく輝いてほしいと願う強い気持ちを感じられるものだった。グローバル化やジェンダーレス化が進み、数年前と比べてめまぐるしい変化が起きている今、そのことに強く想いを馳せ、いち早くその可能性に懸けているはるなさんは、本当に生き生きと輝く素敵な女性そのもの。彼女の想いに共感する女性たちは、ぜひ『ジャックスキン』を手にとって欲しい。

 

 

【ジャックスキン製品】

 

 

ヒアルロン酸エッセンス90.9% 50㎖ 7,900円(税抜)
ヒアルロン酸スキンアクティベーター 120㎖ 5,900円(税抜)
ヒアルロン酸モイスチャークリーム 50g 7,900円(税抜)
バイオセルロースリフティングマスク 25㎖×5枚 3,000円(税抜)
エラスティックマイクロパッチ 1回分(2パッチ)×4 10,000円(税抜)
カバーリングファンデーションクッション 15g 3,500円(税抜)
エアリーエッセンス ファンデーションバーム 14g 3,500円(税抜)
ベルベット リップムースティント #1 #2 #3 #4 #5 #6 9g 2,000円(税抜)

 

 

はるな愛
タレント、歌手、実業家。日本テレビ「スッキリ!!」、関西テレビ「にじいろジーン」、フジテレビ「魔女に言われたい夜~正直過ぎる品定め~」、名古屋テレビ「ドデスカ!」、NHK-Eテレ「バリバラ」などに出演。韓国観光名誉広報大使、出雲観光大使、共立美容外科のイメージキャラクターを務めるなど、活動の分野は多岐にわたる。10年前タレントコスメのCMを担当、以来化粧品を愛用し、日本向けのブランド「JACSKIN」を立ち上げ。趣味は釣り、料理、ゴルフ、サーフィン、映画鑑賞。特技はエア芸、ジャズダンス、ピアノ、トランペット。

 

 

文 柴田彩瑛(エステテイック通信編集部)
写真 下重 修
協力 スターデザインコスメティックス株式会社
http://www.jacskin.com/