紫外線ケアがサロンでも 必要な理由
プロの仕事は紫外線傷害をいかに予防するか。
光老化は、加齢によって起こる老化とは質的に異なります。加齢による老化は皮膚の厚さや色が薄くなる方向に向かいますが、光老化は紫外線に対する防御反応として、皮膚は厚くゴワつき、色も濃くなります。これがシミ、しわとなって現れるのです。
光老化の特長的な部分は真皮にあり、皮膚のハリを保つ弾性線維が破壊されて団子状態になる「光線性弾性線維症」という変化が起こることです。加齢だけではこの変化は起こりません。弾性線維が機能しなくなるため皮膚のハリが失われ、しわやたるみがでてきます。
光老化は通常の老化とは異なる変化であるが、予防可能!
また光線防御により、多少とも元に戻る可能性もあります。美しい肌や若々しさを保つには、プロがしっかりと光老化から守る指導をし、美しい肌に戻るためのお手伝いをするトリートメントを、サロンケア・ホームケアの両方で取り組む必要があります。
これからのエイジングケアは、加齢対策だけでは不十分です。この機会に正しい知識を習得し、光にも立ち向かっていきましょう。