拡大から充実。フォロー体制を拡充し、新たな絆を築く1年に
Caddireat Innovation株式会社
CEO・小泉 智央
美容メーカーの営業職を経て、COOの富井氏とともにCaddireat Innovation株式会社を設立。「情熱・熱意・執念」の言葉を胸に、エステティック業界に必要なものを見極め、創業からわずか2カ月で黒字収支に。顧客ファーストを貫き、革新的で“当たり前”を覆す製品・サービスの展開や社員教育に力を注いでいる。
成長を加速させる投資で満足度の高い価値を提供
人や物の移動制限、飲食店の時短営業など、新型コロナウイルス感染症によるさまざまな影響を受けることとなった2021年ではありましたが、おかげさまで弊社の業績は好調そのもの。光電子®繊維をぜいたくに使用し、締め付けることなくむくみをケアするシェイプアップインナー『プウアボーテ』シリーズは、“おうちケア需要”が高まったこともあり、多くのサロン様に選ばれ、今では1,000社を超えるサロン様と取引させていただいています。さらに昨年9月には、履くだけで日常の行動をトレーニングに変える『メディサー』、11月にはバストケアの常識を変える『チッチ』の2つのシリーズを新たに発表。今年は『プウアボーテ』を加えた3つのブランドの浸透に力を注ぐ予定です。
そして、私が特に力を入れたのは人材獲得や新製品開発への精力的な“投資”。当社はまだまだ若い会社で、昨年3月の6期スタート時は社員数も少なく、男性社員は私しかいないという状態でもありました。そこで積極的なキャリア採用を展開。男性3名を含め、全部で5名の新たな仲間を迎え入れました。高い能力を持つ人材が増えたことで、成果が上がるだけでなく、互いに切磋琢磨して刺激し合う、そんな雰囲気が生まれているのを感じています。2022年はこうして集まった優秀な人材とともに、当社の製品を選び、愛用してくださる既存のお客様へのフォロー体制をより強固なものにしていくつもりです。人材の採用活動に力を入れたのも、社内の組織体制を大きく変え、もっとサロン様に寄り添った支援体制を整えたいと考えたから。ありがたいことに、コロナ禍で直接会うことが難しい状態にあっても当社の製品を選び、新たに契約いただくサロン様は増え続けています。しかしその反面、直接サロン様にお伺いし、販売の方法をその場でお見せする「OJT研修」をはじめとする、当社が得意としてきたサロン様の“販売力”を高めるためのフォローが十分にできていなかったというのも事実。新型コロナウイルスとの共存が進み、経済活動を再開していくなかで、これまで会えなかったサロン様とも会えるようになる“アフターコロナの時代”に対応すべく、今から組織体制を整え、より現場に密着したサポートを展開していきたいと考えています。
コロナ禍をチャンスに変え、美容業界にさらなる発展を
その一例として挙げられるのが、2021年から開始した、これまで以上に実践に特化した研修。ただカウンセリングの“手法”を伝えるのではなく、サロンを訪れるお客様のレベルや状況に合わせたカリキュラムをレベル別に4段階に分けて準備し、『プウアボーテ』シリーズをお客様へのカウンセリングにどう組み込み、提案していくかを提示しています。すでに研修に参加されたサロン様からは「こんなに準備された研修を受けたのは初めて!」とお褒めいただき、研修後は驚くほど売上もアップ。この変化に私たちも大きな手ごたえを感じています。また時代に合わせてSNSなどを駆使し、信頼と売上を確保されている導入サロン様もいますので、研修を通じてそうした成功事例を紹介しながら、オンライン化のメリットなども伝えたいですね。
当社の使命は、人々の美を通じて社会によい影響を与えること。コロナ禍によって人々の美と健康に対する意識が高まる今こそ、革新的な製品と現場重視の支援体制でサロン様をサポートし、美容業界の発展へとつなげていきたいと思っています。
もともと永守さんのビジネスに対する姿勢・考え方にひかれ、著書もくり返し読んでいるほど。今年の夏に放送された特集番組も拝見しましたが、そこで話されていた「コロナを原因としていたら前に進めない」「コロナ禍に適応していく推進力が必要」という言葉に感動! 今の時代にこそ必要なメッセージだと感銘を受けました。また「会社を経営していると10年に1度は社会的危機が到来するが、それは会社の大掃除のとき」との言葉は、経営者として何が必要かを改めて考えるきっかけにもなりました。