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妥協なき製品開発で、世界の美をけん引する企業へ

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「充実したサロンサポートと

 妥協なき製品開発で

 世界の美をけん引する企業へ

 

 

 

株式会社ドクターセレクト

代表取締役 楢崎 浩也氏

 

【Profile】 Hiroya Narasaki

学生時代の留学経験によってグローバルな視点とリベラルな価値観を醸成。2003年に株式会社セレクト
ビューティーを設立、代表取締役に就任。以降、多角的にブランドを展開し、現在は株式会社セレクトホールディングスCEOとしてグループ企業全体の業務執行を統括している。

 

 

 

自社の強みたる製品開発に注力しつつ、拠点の拡充へ!


 

昨年にオープンした中国江蘇省常州市の直営サロン「椿軒美学」、及びフランチャイズ展開を軌道に乗せるため、現地スタッフの教育や情報支援などに注力しながら、国内の事業展開の拡大を図るために、国内に新しい営業拠点を設立するなど、多忙を極めた一年でした。

 

中国での事業展開は、日本と異なり、ビジネスインフラが未成熟だったり、マネタイズが難しかったりなど、さまざまな壁がありましたが、弊社は中国企業「FLONホールディングス」との合弁によって、立ち上げから軌道に乗せるまで比較的スムーズに進めることができました。また、ドクターセレクト香港法人におきましても諸外国からのオファーをいただいており、海外展開も積極的に行なっております。その一方、あくまで事業の基軸は日本国内ですから、広報広告の充実に加え、新たな事業拠点を創出するなど、弊社製品のさらなる認知度アップにも尽力した一年でした。昨年8月には福岡、10月には名古屋に事業所を開設し、中部と九州の人口集積地に対する営業の促進および綿密なサポートにまで手が届くようになりました。どちらも開設して日が浅く、現地で新規に採用した社員が多いことから、通常の新人研修はもとより、キャリア豊かな社員との同行研修など、人材育成のフォローアップに労を要しました。しかし、拠点創出の効果は徐々に上がってきています。

 

また、弊社の心臓部である自社開発製品では、提携の全国展開を行なっている医療機関「椿クリニック」との共同開発などにより、小売用では『ヒューマステメル』、サロン卸用では『プロ シリカニードル』をリリースすることができました。『ヒューマステメル』は、現在業界を席巻している幹細胞培養液コスメですが、弊社ではお客様目線に立脚し、「より日本人の肌に合い、より結果の見えるもの」をめざして、20代の日本人女性の皮下脂肪から採取した幹細胞から分泌されるヒト脂肪細胞順化培養液を採用。これによって他製品との差別化に成功し、口コミが口コミを呼んで想定を上回る売り上げを達成することができました。また、『プロ シリカニードル』は、淡水に生息する海綿を粉状にしたスポンジア(ケイ素)を使ったハンドマッサージ用のトリートメントですが、素材のユニークさと、剥離しないほどの肌への刺激の優しさから注目を浴び、すでに多くのサロン様に導入していただいております。また美容機器『メディアクア』『メディライン』も引き続き、サロン様に大変ご好評いただいております。

 

 

国内の地固めを図りつつ、さらなる世界戦略を推進


 

今年は、国内外でさらなる事業拡大を推し進める飛躍の年になる予感がしています。世界進出という点では、すでに進出している中国での事業拡大を勘案するのはもちろんのこと、新たに出店したベトナムおよびフィリピンの2カ国へも注力していきます。こちらは現地法人との合弁ではなく、日本の法人との提携による出店となりますが、各国特有の商習慣や国民気質を踏まえつつ、中国での経験を生かして臨めば、スムーズに軌道に乗せられると自信を持って挑んでいます。

 

また、国内では、すでに開設した名古屋と福岡の事業所に加え、東北や北海道への新たな事業拠点創出を着実に進めていきます。長期的な目標にはなりますが、いずれは、日本全国を完璧にカバーできるような事業体制を構築していきたいです。

 

最後に、弊社を含む株式会社セレクトホールディングスは、各種スペシャリストをアテンドする人材派遣会社「オンリーネット」や、美容業界をめざす学生様へメイク&ヘアケア製品等を提供している「ラグゼビューティー」などを擁しており、さまざまな人材とつながりがあることが、大きなアドバンテージであるといえます。今後はこれら関連会社との連携をより強化し、美容に関わる人材育成の現場を盛り上げることで、美容業界の底上げに寄与していきたいと考えています。

 

 

株式会社ドクターセレクト
創業以来、自社での製品開発にこだわり続け、「すべての評価はお客様の声である」の信念のもと、ハイクオリティな製品と綿密なサービスを追求している卸売企業。2018年には中国に直営店をオープンしたほか、現在は東南アジアへの進出を進めるなど、グローバルに事業を展開している。