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一流のサービスを提供できるのは一流の人間力を身に着けているから

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「一流のサービスを提供できるのは一流の人間力を身に着けているから

 「個」の本質を何よりも重視する」

 

 

 

株式会社ブルーハウス

「インプルーヴメントデトックスサロン 青の家」

代表取締役 金澤 彰子氏

 

【Profile】 Shoko Kanazawa

大手エステティックサロンを経て、2007年に独⽴、株式会社ブルーハウス代表取締役に。独学で技術の研究・開発を手がけ、現在は、⻘の家表参道本店、銀座店、仙台店、ヘヴンリー東京、メンズCREWに加え、今年の7月に仙台一番町店をオープンし6店舗を展開。お客様が「心から満足する」サロンとして人気を集める。

 

 

 

人柄と人間力を重視する人材採用・育成を実践


 

-御社の人材採用について教えてください。

 

金澤氏 必ず直接お会いして、私自身の目で人柄を見極めるようにしています。採用においては経験や年齢よりも人柄を重視。とにかく元気で素直にものごとに向き合える、伸びしろのある人材を求めています。面接では時間を長めにとって、型にはまることなく色々なテーマでお話しすることで、個人の本質を引き出すようにしています。また、質問を受けることで会社に対する意欲や価値観、人生観なども見極めます。若いうちから人生の「その先」を見定めてキャリアを考えることが必要だと考えていますので、時には説教になってしまうことも。それでも、「ここまで親身になってもらったことはない」と涙する応募者もいるほどです。中途での採用が多い弊社ですが、OLや保育士といった他業種からの転職組を多く受け入れています。エステティック未経験であることをマイナスと捉えるのではなく、他業種を経験したことによる視野の広がりをプラスに捉えているのです。仕事に対する姿勢さえ間違わなければ、経験者・未経験者を問わず成長できる環境だと考えています。

 

 

-御社ではどのような人材育成を行なっていらっしゃいますか?

 

金澤氏 サロンワークから徹底的に教育し、早い段階からお客様と触れ合う機会を持たせる体制です。新人研修に加えて、月に一度はミーティング後に研修を行なっています。CSやESについて外部講師を呼んでセミナーを開催したり、事前に「何を学びたいか?」を調査し、他店舗から人材を呼んで指導を行なったりもしています。育成において一番大切なこととしているのは、考え方をマイナス思考からプラス思考に変えること。何かを生み出すためには、必ずプラスの考えが必要ですから。そこから向上心が生まれ、独立に至るスタッフも多いです。さらに、SNS世代の若手には、残念ながら人間力やコミュニケーション能力に欠ける人材も増えてきているように思います。技術が高くなくてもなぜか惹かれる、そんな人材が持っているのは人間力です。弊社ではオーラのあるエステティシャンの育成をめざしていますから、早くからお客様に顔を覚えていただくことを目標に、笑顔を引き出しリラックスしていただくためのコミュニケーション術などにも磨きをかけます。

 

 

-今後の展望について教えていただけますか?

 

金澤氏 どんなに浮気しても戻ってきていただける「どこにもないサロン」として唯一無二の存在をめざしています。そのために必要となるのはやはり一流の人間力を持つエステティシャン。AIでは代替不可能な、⼈と⼈との「絆」をつくる究極の仕事として、価値ある仲間たちとともに、よりよいサロンづくりに取り組んでいきたいと考えています。

 

 

 

仙台に6店舗目となる新店舗もオープンし、順調に躍進を遂げる青の家。
人間力あふれるスタッフたちとよりよいサロンづくりを追求する。