日本エステ協会『第9回定時社員総会』開催

業界ニュース - 2016/06/01(水)

一般社団法人日本エステティック協会は、2016年6月1日（水）都市センターホテル（東京都千代田区）にて『第9回定時社員総会』を開催した。

総会冒頭で、久米健一理事長は、昨年8月に開催された技能五輪国際大会エステティック部門において、協会から派遣した三谷麗奈選手が、銀メダルを獲得したことにふれ「今回の大会で、日本のエステティック技能が、世界に通用することを実証し、エステティシャンの社会的地位向上に貢献できたと感じている」と喜びを伝えた。

また、今年度、厚生労働省からの委託事業として、中央職業能力開発協会により「エステティック業の職業能力評価基準」が制定されることが紹介された。

「エステティック業の職業能力評価基準」は、エステティシャンの仕事を4つのレベルに分け、それぞれどのようなことができていれば良いのかが、よりわかりやすく制定される。これにより、エステティシャンの仕事を細分化。人事評価制度へ反映するなど、個々のレベルをより明確化することができるという。

総会では、「第1号議案計算書類等の承認」、「第2号議案会費等の額について」、「第3号議案熊本地震による年会費免除について」、「第4号議案 2016年度事業計画および予算の承認」、「第5号議案理事・監事改選の件について審議され、いづれも賛成多数により可決された。

また、総会後に行われた懇親パーティーには、山東昭子議員と自由民主党比例代表支部長である、元スピードの今井絵理子氏が来賓として参加。今井さんは「私のように、障害がある子を持つ親は、なかなかエステサロンに行けない。けれど、エステに行くことで心が軽くなる。1年に1度でも行く方が増えるように、私も、癒しと美しさを発信できたらと思う」と、エステティシャンへ向けてメッセージを伝えた。