結果の追究と主体性の重視で美・健康・幸せの連鎖を生む
信頼構築と人財力で高まるゆるぎないロイヤリティ
当社は美と健康をサポートする企業として創業し、2023年9月に30周年を迎えました。2024年は30周年イヤーとして、公募で集まった取り扱いサロンと共にTVコマーシャルを制作。関東・中部・関西・四国・九州エリアのエステティシャンの先生方20名に、ノーファンデーションでご出演いただきました。人口が減少している現代において、私たちの製品に厚い信頼を寄せていただけるファンを増やすことは、これからの成長において欠かせない要素です。今回の取り組みにより、新たなお客様の関心を引き寄せるとともに、長年ご愛顧いただいているサロン様や顧客の皆様のロイヤリティが一層深まったと感じています。
ありがたいことに、当社の化粧品は現在3,000店舗以上のサロンで取り扱われ、エステティックのイメージで広く認知されています。私たちが真に重視しているのは、外側からだけでなく、内側からの美と健康を提供すること。そこで、フードビジネスやフィットネス、環境、農業、福祉など多角的な事業展開を行なっています。「自分の大切な人にも薦められるもの」をコンセプトに、美と健康、そして地球環境に貢献できる事業を今後も推進したいです。
現在、グループ企業が8社に拡大し、事業の成長には「自分ごと」として主体的に取り組める人財の育成が欠かせないと改めて感じています。例えば、社員の提案から生まれたフィットネス事業は、その社員の粘り強い取り組みにより成果を導き出しています。最終的な責任は代表者である私が負うという覚悟のもと、社員が「挑戦すること」に面白さを見い出し、自発的に取り組める環境の整備に、今後も尽力してまいります。
物理学のテクノロジーで全製品をアップデート
エステティック事業において、当社はお客様一人ひとりに寄り添い、細やかなケアを通じて「結果を出すこと」を重視しています。例えば、ニキビやシミは病気として扱われないものの、お客様にとっては重大な悩み。これらに正面から向き合い、時には精神的なサポートも行ないながら解決に導くことが、エステティックならではの価値だと考えています。この価値提供に欠かせないのが、向上心を持った学びの姿勢ではないでしょうか。当社の取り組みの一つとして、定期的にドクターを交えた症例検討会や勉強会を開催し、全国のスタッフが事例を報告しながら学ぶ機会を提供しています。その知識を活かしてケアを提供し、結果を出して、お客様に喜んでいただく。このような価値観の共有こそが、今後のエステティック業界の発展にとって不可欠だと考えています。
2025年の新たな展開として、(一財)りせら財団を中核とした「エコビレッジ構想」を進めています。私の出身地である島根県を拠点とし、夕陽が沈む海を見おろせる素晴らしい場所で、農業や美容の仕事を志す人々をサポートし、持続可能なコミュニティの形成を目指します。さらに、社会に行き場を失った人たちの自立の道を切り開く力にもなりたいと考えています。本年も深い共感をいただける活動を続けてまいりますので、ご期待ください。
ドクターリセラ株式会社
代表取締役・奥迫 哲也
29歳で漢方薬局を開業し、2000年に美容業界へ参入。翌年に「安全で結果を実感できる化粧品」として『AQUA VENUS』を発表。美と健康、地球環境への貢献に取り組みながら、他者の喜びを自分の喜びとして感じられる人財育成にも注力。厚生労働省認可(生衛第135号)全日本全身美容業協同組合理事長。
COMPANY DATA:
「人間(ひと)も地球も幸せに」を理念に掲げ、化粧品・美容事業、食品、フィットネス、福祉など幅広い分野に展開。エステティック事業では「ファンデーションのいらない肌づくり」をコンセプトとしたケアが広く支持され、23年には『Dr.Recella高輪Club』をオープン。エステティシャンを育成する『リセラアカデミー』の累計受講者数は4,000名を超える。