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内側からの美を追求する10事業で、健康寿命の延伸に邁進

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株式会社プロラボホールディングス
代表取締役兼CEO・佐々木 広行

 

1998年に総合マーケティング企業を設立。2002年プロラボホールディングス(旧社名:エステプロ・ラボ)を設立、健康寿命延伸の実現に向け活動を続ける。2021年には一からインナービューティ市場を築いた軌跡をまとめた著書『100億円市場をつくるブランディング経営術』を発刊し、7書店でビジネス書籍売上1位を獲得し、話題に。

 

 

 

従来の事業から踏み出して幅広い領域に挑戦した1年


2021年、弊社は新たに「飲食事業」「温活事業」「フェムテック事業」という3つの事業を創設。かねてより掲げる「腸活・ファスティングを通じた“人類の健康寿命の延伸”」において、さらなる可能性を追求し続ける1年となりました。

 

飲食事業参入への足掛かりとして7月に東京・麻布十番に開店した完全会員制インナービューティ鮨店「麻布 黒しゃり」は、“美腸とインナービューティ”をコンセプトに、構想から実現までに6年の歳月を要した「ヤシ殻活性炭の吸着力に着目した、チャコールクレンズを使った黒いしゃり」を採用。白砂糖や精製塩は一切使用せず、113種類の国産野菜発酵原液使用など、美腸を追求するための「インナービューティ鬼十則」を掲げ、その“お約束”をもとに生み出された料理は、多くの支持を集め、常に予約待ちの状態が続くほどの人気となっています。

 

9月にはそれまで株式会社マグマスパジャパンが運営していたインシー事業を譲り受け、新たに「温活×腸活マグマスタジオINSEA」として東京に6店舗をオープンしました。この施設内には富士山の溶岩プレートをはじめ30種類以上の天然鉱石、水、熱源が順に敷き詰められています。水を温めることで鉱石、溶岩プレートを通過した水蒸気が放たれ、鉱物ミネラルの摂取と遠赤外線効果での温活が可能に。人間は体温が1度下がると代謝は10〜20%、免疫力は37%も低下するとされています。弊社が提唱する腸活の効果をより高めるためにも、温活によって36.5℃という理想の体温状態を内側からつくるのはとても大切なこと。このスタジオでヨガや有酸素運動などのトレーニングに取り組むと、溶岩プレートや鉱石からの遠赤外線効果と相まって通常より*8倍高い発汗効果が期待できます。水蒸気で温めるスタジオなので、息苦しさも少ないと好評です。実際、一度レッスンを体験すると「やみつきになる!」という人も多く、すでに累計約6万人の会員数を誇っています。

 

コロナ禍による健康意識の高まりもあり、「免疫=腸」という知識は広く知られてきましたが、腸活やそれを支えるファスティングの効果をより高めるためにも、「温活」は多くの人に着目・実践していただきたい取り組みの一つ。体温が上がることで体質が変わっていく喜びを、この温活事業を通じて多くの人にお伝えしていきたいと考えています。

 

*常温スタジオレッスン時(22 〜27℃)と比較した場合/自社調べ(サーモセルクリニック監修)

 

 

外と内から体を整えて健康寿命を延ばす手助けを


そして10月のBWJ大阪において、膣洗浄機器である『フェムクリア』を発表。これを機に今後、本格的にフェムテック事業にも力を入れていく予定です。日本ではこうした膣洗浄機器の製造・販売に対する法整備が整っておらず、雑貨として世に出ているものもあります。しかし弊社ではこれをきちんと「管理医療機器」として開発・販売することで安全・安心をお届けすると同時に、フェムテック事業をとりまく環境、意識改革にも貢献していきたいと考えています。

 

2022年は、従来の製品、インナービューティサロンなどの事業にこの新たな3つを加えた10の事業領域をさらに発展・拡大させていくつもりです。エステティック業界が継続発展していくためには、施術によるアウタービューティとインナービューティを組み合わせながら、経営基盤を強くしていくことが必要だと感じています。どんなにデジタル化、AI化が進んでも「健康でありたい」という欲求は変わらぬもの。そうした想いに応えるためにも、「インナービューティを通じて健康寿命の延伸に貢献する」という根幹をさらに貫いていくつもりです。

 

 

 

経営者としての思考、お見せします!

幻冬舎の創業者として知られる見城さんとの出会いは、コロナ禍以前に銀座店へカウンセリングを受けに来られたことから。弊社の考え方にも賛同くださり、2021年9月には最高顧問に就任していただきました。もともと彼の書籍も愛読していましたが、「『極端であれ』という言葉にあるように、普通のことをしていても抜きんでることはできない」との言葉は、私自身がこれまで重ねてきた生き方から共感できる部分も多く、非常に刺激を受けました。会うたびに多くのことを勉強させていただいています。