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女性の夢を応援し、輝く女性を育てていきたい

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女性の夢を応援し

仕事もプライベートも充実した

輝く女性を育てていきたい

 

 

 

株式会社スリムビューティハウス

「スリムビューティハウス」

代表取締役 西坂 才子氏

 

【Profile】 Saiko Nishizaka

一般社団法人健康百寿協会 理事、一般財団法人日中女性企業家協会 理事。大学卒業後、鍼灸師の資格を取得し1980年に創業。その後、オリエンタルエステティックサロン「スリムビューティハウス」の展開を開始。現在、国内外・アカデミーを含む約70店舗の直営店を経営。

 

 

全スタッフに夢に向かって活躍してもらいたい


 

-御社は早くから「仕事とプライベートの両立」を重視し、働く環境づくりに取り組まれていたとか。

 

西坂氏 そうですね。昨年、「働き方改革」が施行されましたが、弊社ではもう10年以上前から、労働環境の見直し・改善に取り組んでおります。例えば、ライフステージに合わせて仕事が続けられるシステムを整備。半休制度の導入や産休・育休制度の充実、そして、復帰後には時短勤務やアルバイトへの雇用切り替えも可能にするなど、女性が輝きながらキャリアを止めることなく活躍できる環境を整える努力を重ねてきました。

その理由は、スタッフが満足して働けなければ、お客様によいサービスを提供できないと考えたからです。私の場合は、4人の子どもを育てながら仕事を続けてきました。その経験から、どんなライフスタイルの変化があったとしても、つねに女性も自立することが大切なのではないかと思うようになりました。仕事をするからには、仕事とプライベート、どちらか一方が充実していても、本当の意味では満たされないと思うのです。もし結婚して子どもを産んだとしても、出産や子育てと仕事の両立が大変な期間はせいぜい10年程度。人生100年時代といわれる今、その短い期間のためにキャリアを止めてしまうのはあまりにももったいないことだと思いました。お陰様でこれらの活動が認められ、昨年日本マーケティングリサーチ機構が行な
う「痩身エステティック関連」に対するインターネット調査において、「働きやすさ満足度No.1」「エステサロン口コミ評価No.1」「本気で痩せたい女性が選ぶ人気エステNo.1」* に選ばれました。

 

 

日本マーケティングリサーチ機構調べ。調査概要:2019年10月期 ブランドイメージ調査。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000259.000033417.html

 

 

-実際、御社では希望やライフステージに合わせたさまざまな制度があるそうですね。

 

西坂氏 弊社では、入社後、最初の1年は、年次の近い先輩スタッフが専任でサポートし、仕事を覚えてもらう「シスター制度」を導入しています。さらに、AEA・AJESTHEの認定校でもあるスリムビューティハウスアカデミーと連携した教育制度で、安心してスキルアップをめざしていただけます。3年目以降は、「技術・教育」系のインストラクター、「マネジメント」系の店長・エリア長、「接客・営業」系のカウンセラー・コンサルタントと、主に3つのキャリアパスに分かれて、それぞれの道で活躍できます。もちろん途中変更も可能です。

 

そのほかにも、希望やスキルに応じて、多くのチャンスを用意しています。例えば、中国蘇州店をはじめとする海外での活躍、TVや雑誌やwebなどのメディア出演、有名人の担当エステティシャンになるなど、活躍の場はたくさんあります。また、ミス日本公式エステとしてのサポート活動に参加することも可能です。そのようなチャンスを生かして、自分の得意分野を広げている先輩スタッフもたくさんいますよ。

 

 

同社主催の「スリムクイーンコンテスト」。
お客様が4カ月のダイエットに励み、エステティシャンと二人三脚でどれだけ健康的に美しくなれたかを競う。

 

 

エステティシャンの喜びはお客様からの感謝の言葉


 

-エステティシャンという仕事の魅力、やりがいは、どこにあるとお考えですか?

 

西坂氏 やはり何よりもお客様に「ありがとう」といってもらえることが一番の喜びではないでしょうか。実際、弊社のサロンにも、20年以上通い続けてくださっている常連のお客様がたくさんいらっしゃるのですが、以前、その理由をおうかがいしたところ「エステティシャンが私を待っていてくれるから、会いに来ているのよ」と教えてくださいました。その言葉に施術できれいになりたいというだけでなく、エステティシャンとの会話やコミュニケーションも楽しみにしていただいているのだと非常に感動したのを覚えています。これからは女性もキャリアを積み、社会で活躍する時代。ストレスに押しつぶされそうになる時もあるでしょう。そんな時に、私たちエステティックサロンが提供するサービスで、ホッと落ち着ける“特別な癒しの時間”を過ごしていただきたい。その時間が女性の美と健康へとつながっていくはずです。近年、ストレスを取り除き、不調を改善する「未病」が注目されています。鍼灸治療院からスタートし、東洋医学の技術と理論をベースとし研究を続けてきた弊社の東洋美容は、「未病」を改善し、健康寿命の延伸に役立てることができると確信しています。このようなサービスを提供できるエステティシャンの仕事にとても誇りを持っています。

 

 

女性の美の一番のサポーターとしてお客様に寄り添うエステティ1 シャン。

 

 

-御社は長年「安心と安全」をブランドに掲げられていますが、

 具体的にどのような取り組みをされているのでしょうか?

 

西坂氏 安心と安全は、創業当時から私が大切にしてきたことです。例えば、学会発表。お客様に提供しているサービスが肌や体に負担なく、健康と美容に効果があることを証明しようと考え、医療機関や専門家とともに研究を始めました。国内に限らず世界のさまざまな学会で発表し、20回以上の実績を重ねています。このような裏付けあるサービスであれば、お客様も安全に受けていただき、スタッフも安心して提供できるのではないでしょうか。また、昨年AEAの優良サロン制度がスタートし、弊社は全店認定されました。優良サロンとは、お客様とスタッフに対するコンプライアンス経営をしていること、優秀なエステティシャンが多く在籍し、教育制度が整っていること等が条件です。弊社は初めから条件をクリアしておりましたので、評価基準を設けていただいてよかったと思っております。

 

 

-最後に、今後のエステティック業界に期待すること、

 未来のエステティシャンに向けてのメッセージをお願いします。

 

西坂氏 エステティシャンは、つねにお客様の声に耳を傾け、要望をうかがいながらメニューを提供したり、アドバイスを行なったりしています。このきめ細やかな温もりある対応は、IT化・AIの技術が進んでも決して変わることのないものだと信じています。お客様の心と体のサポートをしながら、共に目標に向かって歩むエステティシャンは、お客様の人生の一部に深く関わる、とても素晴らしい職業だと思います。超高齢化社会・ストレス社会を迎えた今、健康を支える代替医療として、エステティック業界全体がこれからさらに期待されていくと思います。

 

毎年、春に新入スタッフの顔を見るたびにこれまでご両親がどれだけ愛情を注ぎ、大切に育てられてきたのかを想い、そのお子さんを社員として、預かる責任の重さを痛感します。だからこそ、大切なお子さんが成長を重ね、一流のエステティシャンとして活躍できるよう働きやすい環境を整えていかなくてはなりません。ぜひそれぞれのキャリアを築き、仕事とプライベートの両方を充実させ、豊かな人生を送っていただきたいと思います。そしてこれからも、女性の自立・キャリアアップの夢を支援する企業であり続けたいと思います。