“世界基準”の安全性と品質で喜びの花を満開にしていきたい
こだわり続けた「製品」が世界から認められた一年に
――2023年は、御社にとってどんな一年でしたか?
川森会長(以下、敬称略) 昨年は国内の美容・健康・スポーツ・医療に関する展示会などに、そしてその延長としてドバイのビューティーワールドミドルイースト、香港でのコスモプロフアジア、あとは中国の広州や深圳、海南島、北京などの展示会にも出展・参加しました。どれも非常に多くの方にお越しいただき、海外からの評価も着実に上がっていることを実感しています。
製品開発では、「安心して使え、効果が実感できること」にこだわり、追求し続けてきた結果、海外でも認証を取得。中国では、すでに37品目の認証を申請・取得し、『ラヴィーサⓇ』では、全製品がハラール認証を受けています。世界中の人に、安心感と感動の両方をお届けできる製品であると私どもは確信しています。
――しかも今回、ヨーロッパでも非常に名誉ある賞を受賞されたとお伺いしました。
川森 本当にこれは驚きでした。ヨーロッパ品質研究協会の「クオリティ・チョイス・プライズ・アワード2024(ESQR)」にノミネートされ、授賞式に参加してまいりました。これは私どもから「取りたい」といって獲得できるものではなく、協会側の基準で独自に審査され、品質管理において優れた成果を挙げ、品質重視の実践を通じて潜在能力を最大限に引き出す倫理観と取り組みを持つ企業や組織などを表彰するもの。私どもの製品、そして化粧品開発に向ける姿勢が、こうして海を越えた地で評価され、このような名誉ある賞を受賞できたことは本当に一年の最後に、大きなプレゼントをいただいたような気持ちです。
髙木常務(以下、敬称略) これまで常々、ヨーロッパでもアレン製品を展開していきたいと考えていました。今回の受賞で図らずも『ラヴィーサⓇ』の品質、安全性、そして素晴らしさをヨーロッパの方々にもお伝えできる機会になったのではないかと思っています。

根幹ケアで自然老化に抗う新生『ラヴィーサⓇ』誕生!
——2024年末には、『ラヴィーサⓇ』を大幅にリニューアルされたそうですね。
川森 もともと今回のリニューアルに関しては2024年5月には皆様にお伝えしていましたが「より満足できるものを」とこだわり続けた結果、年末からの発売となりました。でも、その分、今回はリニューアルと言うにはレベルが違うほどの仕上がりだと自負しています。
今回、私たちが追求したのは「自然老化」、年齢を重ねるなかで誰もが抗えない部分に対峙できる製品をお届けすること。加齢は止めることはできないが、「老化は病気であり、治療することができる」というエビデンスから、抗老化研究に着目した処方を採用しています。
髙木 私たちはこれまで、美しい肌を作るための肌の「根本」を整えることを追求してきました。しかし今回は、時代の進化に合わせ、加齢により誰もが避けられない老化に抗う、肌の「根幹」からのケアを提唱。実際、医学界ではすでに「老化と加齢は違うもの」「老化は病気であり、治療できる」という時代になってきています。その考えに挑む形で完成したのが新生『ラヴィーサⓇ』です。
さらに2025年は、これまでにない使用感の美容液や、著名な美容医療の先生とのタイアップで誕生した育毛剤などの新製品もお届けを予定しています。
川森 もちろん、製品の処方や内容が変わっても「世界一安全」だと胸を張って言えるよう、すべてにこだわり、配慮している部分は変わりません。世界から認められ、ご評価いただいたこの安全性、効果性を一人でも多くの方にご体感いただける一年にしていきたいと思っています。
喜びの連鎖を生み出す「サロンブランド」に
――海外からの評価、新製品の発表と楽しみな一年になりそうですね。
川森 そうですね。でもアレンの基本は日本のエステサロンに喜んでいただける「サロンブランド」であること。お客様にお勧めしやすい製品を開発し、お届けすることで、いかに導入サロン様の経営に役立てるか、技術をさらに引き立てられるかを追求するという姿勢は変わりません。
髙木 私たちにとっての喜びはサロン様が弊社の製品をお取り扱いくださり、多くのお客様にお使いいただくことで、集客やサロン運営のなかで多くの喜びをつくっていただくこと。やはり私たちの製品がサロン様の経営や売上の安定につながることほど、うれしいものはありません。こうした喜びを今後も、リアルでの勉強会やサロン様の集客イベント、オンラインセミナーなどを通じて皆様と共有し、喜びの連鎖を広げていきたいです。そしてその輪を海外にまで広げ、世界中を喜びの花で満開にしていきたいです。
川森 私たちの使命は、肌で結果を出すだけでなく、経営でも結果がでる製品をお届けすること。どこまでも飽きずに、たゆまずに――技術、製品、経営のすべてにおいてサロン様のお役に立てる存在になるため、使い続けたくなるような“わかりやすい結果”が出る、未来に先駆けた製品開発に尽力していく覚悟です。

株式会社アレン
代表取締役会長・川森 重樹
1997年に(株)アレンを設立。化粧品の研究開発・製造・販売・スクール・美容室・エステサロン経営などを含むグループ7社の代表、AEA認定校中部ビューティーアカデミー理事長、(一社)日本シニア検定協会理事を兼務。化粧品業界に50年! また、地域への奉仕と還元の一環で保護司として活躍しながら、ボランティア活動で国際貢献も行なう。
常務取締役・髙木 一子
化粧品の研究開発・製造、サロンの運営・教育など、美容業界に携わり42年目。(一社)日本エステティック業協会・(一社)日本エステティック協会・(一社)エステティックグランプリ・(一社)日本シニア検定認定講師・日本ケアセラピスト協会・整膚師範・AEA認定校中部ビューティーアカデミー校長ほか、多岐にわたり活躍中。
COMPANY DATA:
「かかわるすべての人の幸せのために」を企業理念に掲げ、スキンケアからメイクアップ・ヘアケア・ボディケア・フェムケア・インナーケア・美容健康機器まできれいを追求。「日本一サロン様のお役に立てる企業」を目指して製品・技術を発信し続けている。なかでも“時を超えるスキンケア”をコンセプトとした『ラヴィーサⓇ』は、違いを実感できるスキンケア製品として圧倒的支持を集めている。