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25周年もていねいに。喜びの輪を広げる“お祭り”の一年に

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株式会社アレン
常務取締役・髙木一子

 

化粧品の研究開発・製造・販売をはじめ、エステティックを通じて美容業界に携わり38年目。日本エステティック業協会・日本エステティック協会・日本シニア検定認定講師、中部 ビューティーアカデミー校長など多岐にわたり活躍中。AIなど時代を先取りする美容を体現する女性として、美容のプロから厚い信頼を寄せられている。

 

 

 

オンラインもフル活用! すべてはサロン様のために


コロナ禍でお客様の心理や行動が 変化したことで、製品の品質や企業のあり方が、より厳しく問われる時代になったと思います。どんな状況にあっても「今この時に、一番エステサロン様のお役に立てるものを提供する」こと。例えば、緊急事態宣言による行動・移動制限が続くなかでも営業は続けているが、今までと同じようにはお客様が来店されないと悩むサロン様があれば「じゃあどんなことなら一緒にできるだろうか」と考える。そんな“目の前にある課題”と向き合い、サロン様とともに乗り越えてきた1年だったように思います。

 

コロナ禍を経て、人々の間に“おうち美容”への意識が高まったことを考えると、やはり重要になってくるのは店販やホームケアサポートの強化。しかしほとんどの導入サロン様は、コロナ禍以前からお客様にホームケアの重要性をお伝えしていたこともあり、「サロンに行けないからパックをしてみよう」など、お客様のほうから自発的に“プラスワン”のケアに取り組まれるといったケースも少なくありませんでした。そうした面からも、改めてサロン様とお客様の絆の強さに感動すると同時に、弊社がその関係を築くための架け橋になれることの喜びを感じることができました。

 

その流れをさらに後押しすべく、 弊社も2020年から開始したオンライン講座のさらなる充実を図り、 そのほかサロン様のやりがいや元気につなげるための施策を多数展開・ サポート体制を強化しています。小さなことかもしれませんが、参加いただいたサロン様に喜びや楽しみ、 勇気をご提供できたことをうれしく思っています。また、サロン様もこの1年でさらに積極性を持ってオンラインでの講習やカウンセリングに取り組んでくださるようになりました。そのなかで生まれたより深い学びを求める声に応える形で、新たに「ラヴィーサ®皮膚カウンセリング」の講座が誕生。コロナ禍で開催がストップしていた、独自技術「アイマー ®トリガーフェイシャルメソッド」の講習会も再開するなど、この時代だからこそ求められる美しさや癒やしにつながる知識・技術を磨く場を提供し続けています。これからもサロン様とともに、弊社のスローガンでもある「日本のキレイはアレンが創る」を実現していきたいで すね。

 

 

本当に必要なものは何かを考え、そして実行する


2021年1月11日に弊社は25周年に突入しました。1年後に開催予定の25周年式典に向けて、2022年はコンテストや勉強会などさまざまな取り組みを織り交ぜ、サロン様とともに楽しめる“お祭り”のような1年にしたいと思っています。もちろん、直接お会いするのが一番ではありますが、オンラインの普及のおかげで、全国各地のサロン様とより身近に、よりスピーディに交流することができるようになりました。その結果、メーカーとして「できること」の幅もグンと広がったと実感しています。

 

製品に関しても、もう何年も前から研究開発を続けている製品がいくつもあります。それをしっかりと形 にして、サロン経営のお役に立てる 製品、かつお客様の喜びにつながる製品を打ち出していきたい。それが弊社の大きな使命だと思っています。そのためにも一つひとつのことをこれまで以上に誠実に、ていねいに。サロン様とともに本当に必要なことを考え、実行に移していきたいですね。そして心から「本当にアレンと出合ってよかった」と言っていただける企業になりたいと考えています。

 

 

 

経営者としての思考、お見せします!

2021年は東京オリンピックを通じて、何かを“極める”人の素晴らしさを再認識した1年でした。苦しい練習を積んで出場し、メダルを獲得した後、どんなに若い選手でも必ず「おかげさまで」と感謝の言葉を口にされます。その姿を見るにつけ「極めるってこういうことなのかな」と思うのです。難しいことやできないことも「それがあるから楽しい」と前を向く。人が苦しいと思うことを楽しみながら極めている人の言葉からは、気持ちの入れ方、人に対する心構えなど、いろいろなことを学びました。