新年挨拶：日本エステティック工業会
新年あけましておめでとうございます。
エステティック業界各団体からの年頭挨拶を配信させて頂いております。
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謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
皆様には、新たなご抱負で新年をお迎えになられたことと存じます。昨年の日本経済は、政権交代に伴い若干先行きに明るさが見えた年でありましたが、相変わらず国内外の諸問題を抱え一刻も早い解決をし、輝かしい明日の実現を望んでやみません。
この様な経済環境の中で、私共一般社団法人日本エステティック工業会は、常にお客様への「安全」「安心」そして「満足」のゆく、サービス提供を今年も訴求し、エステティック業界の発展に向け会員の皆様にご協力を頂き展開してまいります。その一つに当工業会は、美容ライト脱毛機器の安全性確保のため、美容ライト脱毛機器適合審査制度を策定し、学識経験者による制度自体の審査・判定を経て制度化が決定し、実際の運用では、第三者試験機関に適合試験の実施を依頼し、その結果に基づいて適合証明書が発行されています。
このような経緯を経て運用してまいりました美容ライト脱毛機器適合審査制度は、日本エステティック振興協議会の新たな制度とし１月には「美容ライト脱毛業界統一自主基準」を記者発表いたしました。この制度は、業界の健全化はもちろんのこと、これに取り組まれるエステティックサロンやエステティシャンの皆様が安全に対応して頂くために必須の要件を自主基準として定めたものです。
また、一昨年の３月から実施しています「美容ライト脱毛安全講習会」は、既に10回の開催を数え、受講者も概ね１０００名を超えるに至り、美容ライト脱毛の「安全」｢安心｣への高まりと関心の深さが伺えました。更に新たな教育養成制度として、「美容ライト脱毛安全講習会」の上位に位置します「認定美容ライト脱毛エステティシャン養成講習会」の実施に向けて準備を進めており、本年６月に第１回目の講習会を開催し、第１号の認定美容ライト脱毛エステティシャンが誕生します。
一方美容ライト脱毛機器を見てみますと、新たに適合証明を受けようとする適合審査申請が増加し、本年度中には累計25機種以上が新しい適合証明を受けた機器になろうとしています。
エステティックサロンでは、新規の美容ライト脱毛機器の設備投資では適合機器の導入への要望がなされ、益々適合証明された美容ライト脱毛機器が広く市場に流通することになると確信しています。
日本エステティック振興協議会から委嘱されて活動をしている「美容ライト脱毛相談室」には、適合機器を使用していますエステティックサロン或いは美容ライト脱毛機器トリートメントに関する事故や危害相談事例がなく、安全性が証明されてきていますが、非適合機器での相談事例では相変わらず皮膚トラブル等が発生しています。
このように、消費者の皆様に対し「安全」｢安心｣そして「満足」を標榜しています美容ライト脱毛機器は、適合機器と非適合機器との差別化が出来始めた証であります。この他当工業会は、出張メンテナンス技術者や営業担当者の技能向上を目的に実施した認定メンテナンスサービスベーシックコース講習会や電気用品安全法講習会は、非会員の皆様にも多く参加して頂きました。これらの講習会は、多様化及び複雑化するお客様のニーズにお応えすると共にエステティックに関連する法律を遵守し、お客様の信頼を得ることを目的に行い、本年夏には認定メンテナンスサービスエグゼクティブコース講習会を実施計画しています。
一般社団法人日本エステティック工業会は、エステティック機器の安全基準等策定や広告表記のコンプライアンス問題等多くのテーマを持ち続け、エステティック業界健全な発展に向けこれからも鋭意努力してまいります。
本年、皆様のご繁栄を心からご祈念を申し上げ新年のご挨拶を申し上げます。
一般社団法人日本エステティック工業会
理事長 瀧川晃一
東京都台東区三筋2-24-8 エステ会館7階
