
「会える!試せる!キレイになれる!」──。話題の美容家や人気ブランドの運営者が一堂に会する美容イベントが、横浜で開催された。2026年10月2日(金)、横浜・新都市ホールで行われた「オトナ女子のBEAUTY PARTY(IZUMEI BEAUTY EVENT 2026)」だ。
主宰は、株式会社ARIGATOの山﨑いずみ氏と株式会社KIZUNAの岡本芽衣氏。会場には14のブースが集結し、ステージプログラム、スタンプラリー「BEAUTY QUEST」、豪華賞品が当たる福引まで、11時から18時まで一日かけて楽しめる内容となった。しかも入場料は2,000円で、来場者全員に定価6,600円(税込)のUVエマルジョンをプレゼントという太っ腹ぶりだ。
一般の大人女性に向けたイベントではあるが、「触れる・味わう・相談する」を軸にした体験設計や、来場者を会場全体へ回遊させる仕掛けは、サロン経営者にとっても学びの多いものだった。本稿では当日の模様を、サロン経営の視点も交えてレポートする。
- イベント概要と来場特典(全員にUVエマルジョン現品プレゼント!)
- オープニングと会場の様子(フォトブース)
- スタンプラリー「BEAUTY QUEST」の回遊設計
- 注目ブースレポート(コスメ・インナーケア・ダイエット習慣ほか)
- ステージプログラムと「売れるサロンのつくり方」トーク
- サロン経営者が持ち帰りたい4つのPOINT
イベント概要|入場料2,000円で、来場者全員にUVエマルジョンをプレゼント!
まずは開催概要を整理する。来場者全員にプレゼントされるのは、MORRY’S PROFESSIONALの「UVエマルジョン」(SPF50+・PA++++/50mL/定価6,600円・税込)の現品1本。入場料を大きく上回る価値の特典を用意することで、来場へのハードルをぐっと下げている。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | オトナ女子のBEAUTY PARTY(IZUMEI BEAUTY EVENT 2026) |
| 開催日時 | 2026年10月2日(金)11:00〜18:00 |
| 会場 | 横浜・新都市ホール |
| 主宰 | 山﨑いずみ氏(株式会社ARIGATO)/岡本芽衣氏(株式会社KIZUNA) |
| 入場料 | 2,000円(小学生以下のお子様は無料) |
| 来場特典 | MORRY’S PROFESSIONAL「UVエマルジョン」現品1本(定価6,600円・税込)を来場者全員にプレゼント |
| スペシャルゲスト | モデル・仁香氏(アパレルブランド「sonicca」、美容セレクトショップ「NMARKET」運営) |
| 主な内容 | 14ブースでの体験・購入/ステージプログラム/スタンプラリー「BEAUTY QUEST」と福引/フォトブース/豪華じゃんけん大会 |
オープニングのごあいさつで開幕!
11時15分、主宰の山﨑氏と岡本氏によるごあいさつでイベントがスタート。ステージのスクリーンにはメインビジュアルが映し出され、客席には多くの来場者が集まった。

会場の様子|14ブースが並び、体験と会話であふれる!
会場には、コスメ・インナーケア・ライフスタイル・ファッションなど14のブースが集結。「試して・知って・楽しんで」をコンセプトに、各ブースでは商品の試用やタッチアップ、試飲、プロへの相談などが行われた。来場者は友人同士や一人で、思い思いのペースでブースを巡っていた。

会場中央には、ブラック&ホワイトのストライプと大きなリボンが印象的なフォトブースが登場。「IZUMEI BEAUTY QUEST」の世界観を表現した装飾で、来場者が記念撮影を楽しんでいた。SNS投稿を思わず誘うフォトスポットは、イベントの世界観づくりと来場者の発信を同時に促す仕掛けだ。

スタンプラリー「BEAUTY QUEST」を攻略せよ!全ブースに接点を生む回遊設計
今回のイベントを象徴する企画が、スタンプラリー形式の「BEAUTY QUEST」だ。会場内14のブースを巡って体験し、各ブースでスタンプを集めると、豪華賞品が当たる福引にチャレンジできる。会場マップには、プレゼントがもらえるブースを示す「ギフトマーク」も表示され、来場者が自然とブースを回りたくなる動機が設計されていた。
- STEP❶ 会場内14のブースを巡って体験する(試して・知って・楽しんで)
- STEP❷ 各ブースでスタンプをGET!
- STEP❸ スタンプを集めて、豪華賞品が当たる福引にチャレンジ!(会場マップでは「14ブース中10ブース以上」で福引に参加できる旨も案内)
出展側にとっては、ゲーム性のある導線によって来場者との接点が生まれやすく、来場者にとっても気軽に新しい商品と出会える。「体験のハードルを下げる」「どのブースにも足を運ぶ理由をつくる」という、サロンの新規客施策にも応用できる考え方だ。イベントの最後には、目玉企画として17時30分から「豪華じゃんけん大会」も予定されていた。
注目ブースレポート
ここからは、会場で見られた主なブースの様子を紹介する。
ハロプロCAFE|“あなた専用”のプロテインがイベント限定メニューに!
この日限定でオープンした「ハロプロCAFE」は、10,000通り以上の組み合わせから自分専用にカスタマイズできるパーソナルプロテイン「HELLO! PROTEIN」のブース。イベント限定のスペシャルメニューが用意されたほか、会場内で飲食が可能なのはこのカフェブースのみというルールで、来場者の休憩・交流の場にもなっていた。


ARIGATO|「顔ギュン体験」を実施
主宰企業の一つ、株式会社ARIGATOのブースでは「顔ギュン体験」を実施。スタッフが来場者一人ひとりに機器を使ったケアを行い、その場で体験できる内容となっていた。ブースのパネルには表情筋トレーニングやリフトアップをテーマにした訴求が掲げられていた。

éloge|ティントリップセラムをタッチアップで体験
éloge(エロージュ)のブースでは、ティントリップセラムをはじめとしたリップがずらりと並び、実際に色味を確かめられるタッチアップ体験が行われた。色・質感を目で見て試せる展示は、店販商材の提案にも通じる見せ方だ。

WAKONARU・漢POW!!|インナーケア・ダイエット習慣を提案
インナーケア分野では、株式会社ツナグの「WAKONARU」ブースで製品の試飲が行われたほか、「がんばりすぎない新しいダイエット習慣」を提案する「漢POW!!」ブースも出展。いずれも、イメージだけでなく味や使い心地を体験して納得してから購入できるのが、イベントならではの魅力だ。


対話型ブース|プロに直接相談できる安心感
会場では、商品を試すだけでなく、スタッフや美容家に気軽に質問できる対話型のブースも目立った。メイク、スキンケア、ライフスタイル、お金の相談まで、ジャンルを超えて「聞いてみたい」に応える体験が用意されている。


ステージプログラム|「売れるサロンのつくり方」トークも!
ステージでは、11時30分から16時30分にかけて、美容・ダイエット・お金などをテーマに6つのセッションが行われた。当日のタイムスケジュールは以下の通り。
| 時間 | セッション内容 | 登壇者 |
|---|---|---|
| 11:15〜 | オープニング(主宰からのごあいさつ) | 株式会社ARIGATO 山﨑いずみ氏/株式会社KIZUNA 岡本芽衣氏 |
| 11:30〜12:00 | 美容業界を引っ張る男性2人の、他では見られない貴重なトークショー | 株式会社ツナグ 渡邊竜也氏/BIJUKU代表取締役 内田裕士氏 |
| 12:00〜12:30 | ネイル業界のカリスマからの大人気メーカー転身 せきららトーク | 合同会社be-ho 飯田美希氏/nail salon AZUL 菊池綾子氏/漢POW!!開発者 松枝明菜氏 |
| 13:30〜14:00 | 美容ぶっちゃけトークショー 他では聞けない あんな事こんな事 | 株式会社ARIGATO 山﨑いずみ氏/株式会社ANZY 代表取締役 |
| 14:00〜14:30 | 「痩せられる仕組み教えます」酵素とプロテインを使った㊙方法伝授 | 一般社団法人日本フェムリスト協会/株式会社KIZUNA 岡本芽衣氏 |
| 15:30〜16:00 | 30・40・50代 老いと戦う!? ぶっちゃけ美容トークショー | éloge/株式会社ARIGATO 山﨑いずみ氏/株式会社KIZUNA 岡本芽衣氏 |
| 16:00〜16:30 | 美容好き女子、必見「キレイ」をあきらめないためのお金の話 | 株式会社R-produce & Wealth |
| 17:30〜 | 最後の目玉企画!豪華じゃんけん大会 | ― |
SESSION❶ 11:30〜|ツナグ×BIJUKUの男性2人トーク「ツナビジュ」
トップバッターを務めたのは、株式会社ツナグの渡邊竜也氏とBIJUKU代表取締役の内田裕士氏。スクリーンには「ツナビジュ」の企画タイトルが大きく映し出され、美容業界で活躍する男性2人ならではの視点によるトークが繰り広げられた。

SESSION❷ 12:00〜|サロン経営者は必見!「売れるサロンのつくり方」
12時からのセッションは、サロン経営者にとって特に注目度の高い内容だった。ネイル業界で活躍してきた3名が、「現役ネイリスト×人気メーカー」の立場から、「売れるサロンのつくり方」をテーマにリアルトークを展開。スクリーンには「サロン運営」「集客」「商品づくり」「仲間づくり」というキーワードが並び、「サロンの規模で本気に役立つヒントを30分で凝縮」と案内されていた。

現場に立つサロンワーカーであり、同時にブランドの開発・運営にも携わる立場から語られるテーマは、小規模サロンにとっても実践的なヒントになる内容だ。その後も、美容・ダイエット・お金をテーマにしたトークが続き、「美容の悩み」と「お金の不安」の両方に応える構成となっていた。
サロン経営者が持ち帰りたい4つのPOINT
最後に、今回のイベントをサロン経営の視点から振り返り、編集部として注目した点を整理する。
POINT❶ 「試せる」体験が、購入への最短ルートに!
どのブースにも共通していたのは、商品をその場で体験できる設計だ。タッチアップ、試飲、機器体験、相談──来場者が「自分に合うか」を確かめられるため、納得感を持って購入に進める。店販の提案でも、カウンセリング時のテスターやサンプル体験の充実は欠かせない要素といえる。
POINT❷ ゲーム性のある回遊導線で、接点をつくる
スタンプラリーと福引、ギフトマークという導線は、来場者の自発的な回遊を促した。サロンでも、スタンプカードや紹介特典、期間限定のキャンペーンなど、「通うことが楽しくなる仕掛け」は再来店のきっかけになる。
POINT❸ 「人」のファンをつくるステージとコンテンツ
ステージでは、登壇者の人柄や実体験を軸にしたテーマが並び、商品やブランドへの共感が生まれる構成となっていた。サロンにおいても、施術者自身の想いやストーリーを発信することが、他店との差別化とファンづくりにつながる。
POINT❹ 来場特典の設計で、ブランド体験の入口を広げる
入場料を大きく上回る価値の現品プレゼントは、「まず来てみる」「まず使ってみる」ことを力強く後押しする。体験後に自宅でも使い続けてもらうことで、ブランドとの接点は日常に広がる。ノベルティやサンプルの設計は、サロンの新規顧客獲得にも応用できる視点だ。
まとめ|“体験する美容”が、新しい接点をつくる!
「オトナ女子のBEAUTY PARTY」は、美容家との出会い、商品体験、学び、そしてゲーム性のある回遊までを一日に凝縮したイベントだった。「会える・試せる・キレイになれる」という体験価値をいかに設計するかは、サロンが顧客と向き合ううえでも共通するテーマといえる。
エステティック通信では今後も、美容業界のイベント・トレンドを、サロン経営者の皆さまにとって役立つ視点でお届けしていく。



