お客様の要望と信頼に応えるため、正しい教育と資格取得のサポートを
エステティック優美
髙波 優美子
大手エステサロンに就職した後、結婚・出産を経て、1997年に新潟県の自宅でトータルビューティサロン「エステティック優美」を開業。その後、独立を目指す女性に自身のノウハウを一対一で教えるスクールや美容機器の代理店事業も開始し、幅広く活動している。
居心地のよさと信頼感で
長く愛されるサロンへ
「エステティック優美」は、農家である実家の一室を改装して立ち上げた自宅サロン。3人目の子どもを出産した半年後のオープンとなったため、当初は横で子どもを寝かせながら施術をしたことも(笑)。しかし、お客様からは「いい意味で敷居が低い」と、このアットホームな雰囲気を評価いただきクチコミでお客様が増えていきました。また、誰でも気兼ねなく通えるエステサロンを目指しながら、CIDESCOやCPEなどの資格も取得。“アットホームな空気”に加えて施術に活かせる資格も充実したことで、よりお客様に信頼していただけるサロンになれたと感じています。
このように、お客様との近い距離感を大切にしてきたからこそ、26年間もサロンを続けることができました。最近では、家族で通われる方や、メンズ美容の流行や介護脱毛の浸透により、10~50代まで幅広い世代の男性の来店も増えています。「若い女性エステティシャンだと恥ずかしい」という男性も多いため、心身ともにさらけ出しやすいという“年齢を重ねた強み”も活かしています。
多方面から独立をサポート
資格の充実にも取り組む
コロナ禍で“働き方”が大きく変化し、「手に職を付けたい」と願う人が増えたと感じますが、私が子育てしながら始められたように、サロンには誰にでも開業の機会があります。しかし知識や経験が浅いまま接客に出てしまうと、お客様にけがをさせてしまったり不安にさせてしまう可能性も。そのため私のスクールでは、基本的な知識だけでなく、私が積み重ねてきた技術や経験のすべてをマンツーマンで伝え、エステティシャンに必要な力をしっかり身に付けてもらっています。
さらに、代理店事業を通して、卒業した生徒たちが問題なくサロンを続けていけるよう、独立後のサポートも行なっています。そして、(一社)日本エステティック協会地区委員・認定講師として、民間資格の後援など、エステティック業界のレベルアップのための活動にも尽力しています。正しい知識を身に付けることで回避できる問題はたくさんあります。今後も、エステティシャンの知識量や技術力アップに貢献し、お客様が安心してサロンに通える美容業界を目指していきます。