「正しい化粧品づくり」と「正しい販売」で美のプロに提供していく
「『正しい化粧品づくり』と
『正しい販売』を心がけ実直に
美のプロに提供していく」
株式会社ドクターピュアラボ
代表取締役 香取 ひとみ氏
【Profile】 Hitomi Koyama
1999年アメリカにて肌再生を唱えたドクターが携わる化粧品に感銘を受け、日本への輸出・販売を手掛ける帰国後、輸入会社を設立。その後、2009年株式会社ドクターピュアラボを設立。肌再生理論をもとにしたこだわりの化粧品を作り続けている。
主婦だった私が社長と呼ばれて
アメリカから帰国して設立した弊社は、何もかもが手探りで、ひたすら学んだ十数年でしたが、主婦目線
は仕事に生かせることも多くあり、家庭も社会も存分に経験できたことが私の人生を豊かにし、また仕事に生かせていると確信できた年月でもあります。社員の皆さんにも、プライベートもビジネスワークも楽しんで、人生を大事にしてほしいと思っています。会社と私を支えてくれたのは、「人と人との信頼」です。それにどれだけ助けられてきたことか。社員はサロン様との信頼関係、サロンの先生たちはエンドユーザーのお客様との信頼関係、ピュアラボ製品づくりに携わってくださっている化学者、工場、会社関係の皆様との信頼関係、誠実にそれが築いていけているからこそ、会社が続いていると思っています。今後も信頼という絆をさらに太く強いものにしていき、会社を繁栄させていきます。
エレガントな雰囲気で、周りをも幸せな気分にさせる、そんな「健康的な美」を求めていくことがドクターピュアラボの創業当初からの目標です。肌に悪影響をもたらすと言われる成分を使用せず、トレンド成
分を追わないこと。『ＤＲＰＬ』シリーズ、『ベル』シリーズはサロン・クリニック専用化粧品として、お手入れ方法をていねいにお客様に伝授するやり方は当初より変わりません。毎日のスキンケアで肌本来の働きを促して、美肌を取り戻し維持していくこと、食生活、生活習慣を見直し健康美をめざしていくことが重要だと考えています。体をつくっているのは、食生活が20％、環境が20％、あとの60％が美意識ともいわれています。美意識の高さが素敵でエレガントな私たちをつくっていくのだと思います。
サロン飛躍のための努力はメーカー側が惜しまない
弊社は化粧品製造業、化粧品・医薬部外品製造販売業を保持しており、自社の処方で正しい化粧品づくりと正しい販売を行なうことで、美のプロフェッショナルの皆様に安心してお取り扱いいただいています。また、スキンケアに関わることだけでなく、サロン経営面でもヒントをつかんでいただきたいという思いから、その道の講師によるセミナーやサロンの皆様の事例発表を盛り込んだスキルアップセミナーを京都ハイアットリージェンシーにて毎年開催しております。サロン様の飛躍は弊社の飛躍でもありますので、そのための努力は惜しみません。また２カ月に一度、東京より先生をお招きし、弊社の会議室を解放して美容と健康に関する情報のセミナーを行なっています。このセミナーでは同業他社のメーカー様をはじめとして、皮膚科医の先生、美容師などの異業種の方も参加されています。セミナー後の懇親会では、業種が違っても見つめるものが同じ方々と勉強や談話をすることで不思議な連帯感が生まれ、新たな気づきを得ることもあります。そういった場所で見聞きする化粧品づくりの最先端で起きているいくつかの革命を踏まえ、弊社では優しい化学との融合、そしてエビデンス自体に長い歴史のある成分を使った化粧品をつくるという、考え抜かれ磨き抜かれたこの指針を変更することはありません。
私は、「毎日を大事に過ごし、そして将来自分がどうあるべきかを深く考える」必要があるとつねに思っています。主婦で知識の乏しい私が会社経営をはじめ、波乱万丈ながらも十数年経ち、66歳になって学んだことがあります。それは問題が起きたり失敗したりしたとき、一度は深く反省しなければならないが、後悔にとらわれていては先に進めないということ。立ち上がってこれからができるかということを真剣に考えていけば、苦しいけれど必ず道はあると信じています。
年の初めに想うのは、昨年までの学びを糧にピュアラボにとって新しい章を素敵に描いていきたいということです。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
