届けたいのは満足感。そのために真摯に製品を作り続ける
「サロン様との出会いを大切にしたい。喜んでいただきたい」と歩み続けている株式会社アレン。22年目を迎えた今も、その想いは変わらない。
エステティック通信2019年2月号より抜粋
髙木 一子 株式会社アレン 常務取締役
グループ企業を中心に、エステティック、化粧品開発・製造・販売、エステティックスクール講師として美容業界に携わり36年目。炭酸・水素・AIなど、つねに時代を先取りする株式会社アレンの美容を体現する女性として美容のプロからの信頼も厚い。
製品の受賞を自分事として喜んでくださる方のために
–創立21年目として歩み始めた2018年、振り返ってみていかがですか。
髙木常務 おかげさまで、『ラヴィーサ®︎』がベストアイテム、エステセレクション共に2年連続受賞させていただくことができ、うれしく思います。さらに、その受賞をサロン様が自分事のように喜んでくださったことが、とてもうれしく感謝の思いでいっぱいです。自信と誇りを持って世に送り出している製品を、同じ想いでサロン様が大切にお客様へと届けてくださっています。21期はとても喜びの多い年になりました。
また、1月の沖縄での開催を皮切りに、札幌、東京、三重、大阪、福岡と全国6カ所で季節ごとのセミナーも行なわせていただきました。2019年は、仙台での開催も決まっております。さらに、ラヴィーサのセミナーにくわえ、ヘアケアアイテムのセミナーも予定しています。サロン様では、美肌のためのレッスンや講座を各地で開催していただいております。
–多くの方々が待ち望んでいたと思うのですが、9月に新製品がリリースされましたね。
髙木常務 9月13日に新しい美容液の『リンクルAI 』を発売いたしました。AIは、肌を本質からしっかりと整えたうえでハリを与えることを目的とした製品です。お肌の結果がすごくいい、と多くのお客様に喜んでいただけていると手応えを感じております。また弊社は頭皮からつま先までのトータルビューティを実現していただけるようにと幅広い製品の展開をしてまいりましたが、BWJウエストでは改めてヘアケアに注目が集まっていると感じました。2019年はよりヘアケア製品も強化していこうと考えており、さらなる盛り上がりを期待しています。
共に歩み、共に成長し、共に喜びを感じられるように
–2019年、注目すべきトピックはございますか。
髙木常務 昨年初めてハワイ企画キャンペーンを開催し、サロン様とハワイへ行ってまいりました。充実した時間を共にできることはとてもうれしく、お喜びのお声もたくさんいただけました。2019年も開催することが決まっております。また新製品の開発を進めており、すでにいくつかリリースを予定しております。
一方で、一つひとつの製品をていねいに育てていきたいという想いがあります。たとえば『リンクルAI』はリリースしてまだ5カ月です。正しい使用方法はもちろん、さらに季節ごとのお手入れ法などを皆様に伝え、サロン様に育てていただき成長し、次のステップへ進みたいと思います。それは私たちの製品を、サロン様が同じように大切にしてくださっているからです。『ラヴィーサ®︎』も2014年の発売から満5年を迎え、10年までの折り返しの年となります。製品として独り立ちし、自立したスキンケアブランドとして成長させたいと思っています。
–エステティック業界に対しては、どのような動きがあるとお考えですか？
髙木常務 ますます本物志向になってきていると感じます。安いものか高級かということではなく、本物が残る時代になっているのではないでしょうか。だからこそメーカーとしては、選んでいただける本物を作り続けることが必要だと感じています。
また製品だけではなく、自分たちもプロのサロン様に認めていただけるような本物の人材となることも重要です。エステティック業界は、飲食業や美容室といったサービス業に比べて分母がそれほど大きい業界ではありません。けれどその分、お客様の可能性を引き出したり、その可能性に向かってチャレンジをしてもらうための、濃密な人間関係をつくることができる業種。それは夢や目標があるサロン様に対しても同じ。弊社とサロン様の可能性を信じて、その可能性に向かって共に歩めるパートナーとして頼れる企業でありたい。その可能性をいかに追求していけるのか、夢を共有できるのかというところが、2019年の課題だと思います。
エステティシャンは真面目な方が多いと感じます。自身の技術やお客様の美しさ・幸福に真摯に向き合っている方ばかりですよね。だからこそ弊社はエステティシャンの方々を支える土台であり、夢に向かって運ぶことができる乗り物でもありたいと思っています。そのため、かかわるすべての人とともに楽しみ、喜び、幸福を感じ合えるそのチャンスを作り続けて行きたいと思っております。
