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日本スキン・エステティック協会がJSAセミナーを開催

 

一般社団法人日本スキン・エステティック協会(東京都新宿区、理事長 大原國章、略称JSA)は、2019年8月21日(水)・22日(木)、ザ・ランドマークスクエア トーキョー(東京都港区)にて『JSAセミナー~エステティシャンのための継続教育セミナー2019』を開催した。

 

日本スキン・エステティック協会は、スキン・エステティック及び美容脱毛に関する正しい知識の教育と普及および調査・研究を行い、心身ともに健康的な美を創造することを目的とし、1981年に設立された。協会では、医師や大学教授、サロンオーナーなどを講師に招き、健康や美容に関する最新情報を学ぶ場として、年に1度2日に渡り教育セミナーを開催、今回で47回目となる。

 

初日の21日は、医療現場からみた体内外のエイジングケアを中心に、2日目の22日は、経営やカウンセリングに役立つ知識を中心にセミナーが行なわれた。

 

中でも興味深かったのが、初日に行なわれた桜美林大学教授 山口創先生による「人は皮膚から癒される~タッチングによるエステティック・アプローチ」と題した講演。

 

山口先生は、愛情ホルモンと言われる「オキシトシン」の働きと、触れること=タッチングとの関係について解説。オキシトシンは、抗うつや抗不安などの精神面だけではなく、心臓や血管を強くするなど様々な効果をもたらす。

 

桜美林大学教授 山口創先生

 

では、このオキシトシンが沢山放出されるようになるにはどうしたらよいのか、その一つが「信頼関係のある人や好きな人に触れられること」。このことから山口先生は「お客様と信頼関係を築くことが、よりお客様をリラックスさせ、愛情ホルモンを増やすことに繋がる」と説いた。

 

また、軽いタッチよりも適度な圧を掛けた方が有効で、さらに1秒間に3~10cmというゆっくりとした速度が触れられていて一番心地よいと感じ、よりオキシトシンの分泌を高める。「これらを意識して行なうことで、お客様満足度が高まりリピートに繋がるのでは」と、触れる効果を最大限に引き出すためのポイントについて解説した。

 

さらに、お客様にくらべ施術者であるエステティシャンの方がタッチングによるオキシトシン放出量が上がるという、嬉しい研究結果も紹介された。

 

今回行なわれたセミナー全体を通して「自覚症状が出る前、もしくは出始めた早期からケアが、体内外の老化現象を緩やかにする」という情報が多く取り上げられていた。エステティックをはじめ、食生活の見直しや運動を取り入れるなど、これからは健康なうちからケアを習慣づけることが、健康寿命を延ばすカギとなりそうだ。

 

 


取材 永山泰子(美容経済新聞社)

 

お問い合わせ先
一般社団法人日本スキン・エステティック協会
https://www.jsa-cpe.org/